13日、韓国野党「国民の党」のセクハラ防止教育の講師が、「セクハラ被害は耐えるのが美徳」などと、加害者を擁護するような発言をしたことが、韓国で物議を醸している。資料写真。

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2016年7月13日、韓国・ソウル新聞によると、韓国野党「国民の党」のセクハラ防止教育の講師が、「セクハラ被害は耐えるのが美徳」などと、加害者を擁護するような発言をしたことが、韓国で物議を醸している。

「国民の党」は5日、ソウル市内で「セクハラ防止教育」の講演会を開催した。講師を務めたムン・カンブン氏は今回の教育の趣旨について、「セクハラ、性差別のない国会を作りたい」と述べたが、講演中は驚きの発言が飛び出したという。

ムン氏は「(セクハラ)加害者と言われた人が本当にかわいそう。私たちは実は言葉も生活も風習も違う。それなのに若者はそれを性的な問題として受け入れる」と発言。また、セクハラ被害者の多くが申告せずに耐えているとのデータを紹介し、「これは美徳だ」などと主張した。さらに、セクハラ加害者に対する処罰が重過ぎるという趣旨の発言もしたという。

講演会に参加した女性議員らは「セクハラ防止教育なのか、セクハラ助長教育なのか分からなかった」「セクハラは大した問題でないと言っているように感じ、侮辱された気分だった」などと批判。参加者の一部は女性団体などに、講演内容に問題がなかったかどうか確認するよう要請したという。

この報道に、韓国のネットユーザーは批判的なコメントを寄せている。

「あきれて言葉も出ない。セクハラを耐えることが美徳?党を解体させるべき!」
「自分の娘にも同じことが言えるか?ムン氏の考えがおかしいことは小学生でも分かる」
「朝鮮時代から来たの?時代に逆行している」
「教育を受けるべき人が講師を務めるなんて…」

「ムン氏の発言は韓国社会の今のレベルを表している」
「講演を聞いた人が堂々とセクハラをするようになるだろう」
「国民の党はこのような講演を笑いながら聞いていたのか?韓国の未来が心配だ」(翻訳・編集/堂本)