近ごろ、中国地方の各地でツキノワグマの目撃情報が増加しているという。主に西中国地域に生息するツキノワグマで、同地方の各自治体はさらなる対策を迫られている。ここで指す「中国」とは、当然ながら日本の「中国地方」である。一方、「中国地方経済の活性化」という見出しだけで、どこの「中国」なのかを判別するのは困難だ。(イメージ写真提供:123RF)

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 近ごろ、中国地方の各地でツキノワグマの目撃情報が増加しているという。主に西中国地域に生息するツキノワグマで、同地方の各自治体はさらなる対策を迫られている。ここで指す「中国」とは、当然ながら日本の「中国地方」である。一方、「中国地方経済の活性化」という見出しだけで、どこの「中国」なのかを判別するのは困難だ。

 中国メディア・今日頭条は11日、「日本は中国のことが大好きなんだろ? じゃなきゃ、日本にも『中国』なんてないよな」とする記事を掲載した。記事は、日本の本州西部に「中国」という地域が存在すると紹介。これは古代、京都を中心に国土のを「近国」、「中国」、「遠国」の3地域に分けたことが名残となっているとし、現在の鳥取、島根、岡山、広島、山口の5県が「中国地方」を構成していると説明した。

 また、この地域に住んでいるのは当然日本人ながらも、彼らの生活には「中国」の2文字が欠かせないと説明。「中国新聞」、「中国電力」、「中国銀行」、「中国バス」、「中国自動車道」などが存在すると紹介したうえで「見ろ、こんなに中国のことを愛しているではないか」と伝えている。

 この論理や主張自体は全く取るに足らない冗談程度のものと言える。ただ、この記事に寄せられた中国ネットユーザーのコメントはいささかのユーモアがあって面白い。あるユーザーは「それって、中国が日本の中に取り込まれてるってことじゃないのか」といった見方をしている。またあるユーザーは「中国地方」が古代の地名に由来する点に着目して「日本が愛しているのは古代の中国。現代の中国ではない」と評した。うむ、なかなかのものである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)