今じゃ、「徒歩圏にコンビニが3社揃ってないと不便〜」なんて言っているものの、ホントはのどかな田舎の景色が恋しい……なんていう方、いませんか?
今回は、小学校まで歩いて1時間! いまだ住所に「村」がつく生粋の田舎育ちの筆者が、懐かしの「田舎の常識あるある」を10コ、お届けいたします。あなたの地元にあてはまるものはいくつあるでしょうか

1: 車は1人1台

お金持ちなわけじゃありません。ないと生活できないんです。筆者の実家から最寄り駅までも、歩いて1時間30分でした……。

2: ペットではなく番犬

小型の室内犬なんて最近になってから。基本的に番犬として庭でくさりにつないで飼うのが常識。もちろんペットショップで出会うなんてありません。拾うかもらうか。犬種も雑種がメインです。

3: 野菜は採るもの・もらうもの

カレーを作るときなんか、野菜はすべて家の前の畑に採りにいきますもの。ベランダやお庭で家庭菜園! ……なんてかわいいレベルのものではありません。
農家でなくても、しっかりおじいちゃん・おばあちゃんがクワを持ってたがやしている畑がありますから。近所との物々交換も日常です。

4: 外食で野菜にお金を払うなんてもったいない

(3)と同じ理由で、わざわざ外食で「ほうれん草のおひたし」にお金を払うなんて! と思ってしまいます。オーガニック野菜は毎日食べていますから、せっかくの外食では普段食べられないものを食べたいのです。

5: 徒歩圏に商業施設はない

すべてが車基準の田舎エリア。「コンビニまで車で5分」で近い! と思う感覚も、なんでも徒歩圏にある都会の方にはわかってもらえません……。ましてやそのコンビニまで信号がひとつもないことも。

6: 玄関に野菜やお土産が置かれている

近所の人が届けてくれる野菜やお土産。留守のときに限らず、家の奥や畑にいたりで訪問者に気づかないと、いつの間にか置いてあったりします。
「はーい」と返事をしても、耳が遠くて声に気づかず、当たり前に置いていくお年寄りも多数。

7: ピンポンはしない

玄関をあけて「こんにちはー」、中にいる人が「はーい」とでてくるのが田舎風。
チャイムがある玄関では押すこともありますが、返答がなければ結局、勝手にあけて「こんにちはー」です。

8: 家に帰るとおじさんがいる

家に帰ったら親戚のおじさんがリビングにいた……ということはわりと自然なこと。近所のお年寄りなど、小さい頃から家族以外の誰かが家にいることには慣れています。
ちなみにリビングなんてシャレた言い方、お年寄りには通じません。「リビング=茶の間orテレビの部屋」、「和室=座敷or畳の部屋」です。

9: 家の鍵は親しか持ち歩かない

家族全員が出かける日でも、鍵を持つのは親。実際、とっくにアラサー社会人の筆者も筆者の友人も、実家の鍵を持ったことはありません。それでも、ほとんどが三世帯家族で基本家に誰かいますから、玄関の前で待ちぼうけ……なんてことはないのです。

10: 成人式の振袖は購入するもの

これは筆者、大学で都会育ちの友人に驚かれて一般的ではないと知りました。田舎では「買うのが当たり前」。姉妹でも、それぞれが自分の振袖を買ってもらいます。ハタチが近づくと購入前提で話が進むので、母親や親戚の振袖を着ることはあっても、レンタルすることはありません。

いかがでしたか? もちろん“田舎度合”によってもちがうとは思いますが、地方出身の方は懐かしんでいただけたでしょうか。たまには癒しを求めて田舎に帰るのもいいですね。
都会育ちの方は驚くことばかりだったかもしれませんが、田舎あるあるを楽しんでいただけたなら幸いです。