13日、環球時報によると、仲裁裁判所があるオランダのデン・ハーグの平和宮の前で、中国人ツアー客らが中国国歌を歌い、「南シナ海は中国のものだ」と訴えた。

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2016年7月13日、環球時報によると、仲裁裁判所があるオランダのデン・ハーグの平和宮の前で、中国人ツアー客らが中国国歌を歌い、「南シナ海は中国のものだ」と訴えた。

現地時間午前11時ごろに判決が下された。記事によると、現地では数人のフィリピン人が横断幕を掲げていたほか、中国人は「南シナ海は中国のもの」と書かれたプラカードを掲げて判決に抗議した。瀋陽から旅行で来ていた中国人ツアー一行は、海岸散策の予定を急きょ変更して平和宮の前にやってきた。彼らが声高らかに中国国歌を歌うと、フィリピン人らは横断幕をしまってその場を離れたという。

北京から来たという段(ドゥアン)さんは、怒りを露わにして「この判決はでたらめだ。国際法と歴史の事実をまったく尊重していない。南シナ海は古来より中国のものだ。いかなる違法な判決も、客観的な事実を変えることはできない」と話した。オランダ中国総商会の張冬旭(ジャン・ドンシュー)名誉会長は、持っていた携帯電話で平和宮を指しながら、「この仲裁裁判所自体が違法な組織。主権問題を審理する権利なんてない」と切り捨てた。

また、今回の判決について、ASEAN(東南アジア諸国連合)諸国の反応はまちまちで、ベトナムは歓迎、マレーシア、シンガポール、タイ、インドネシアは「地域の平和と安定」を呼び掛け、カンボジアは判決を支持しない姿勢を示していると、記事は伝えている。(翻訳・編集/北田)