ママ友が自分に対して経済格差を感じているとき、どのように振る舞うのが適切なのか。ママ向けの子育て講座などを開催する、ファインコーチングの山粼洋実さんに聞いた。

1)SNSを気軽に教えない

「まず、知りあったばかりのママ友に気軽にSNSのアカウントを教えたり、友だち申請したりするのはやめたほうが無難です。SNSの投稿をもとに色々突っ込まれる可能性があるからです」(山粼さん 以下同)

直接目にしなくても、投稿内容で生活水準が推測できるSNSは「海外旅行なんてうらやましい!」「なんでいつも外食してるの?」など、余計な詮索をされるリスクが上がる。どんな人物かわからないうちは、教えないほうがよいだろう。

2)上手に謙遜する

「ママ友に羨ましがられたり、持ち物を褒められたりしたときは『こんなの全然!』などと全力で謙遜すると、かえってイヤミになる場合があります。そんなときは、返す言葉にほんの少しだけ“マイナス要素”を加えてみましょう」

例えば「広い家だね、いい暮らしだね!」と言われたら、「うん、ありがたいけど、旦那は毎晩遅くて…けっこう孤独なのよ〜」という風に、事実でなくてもよいので、不満や弱みを少しだけプラスする。それだけでイヤミにならず「この人にも色々あるんだな」と思ってもらえるのだ。

3)時には相手の反応を流す

「ママ友のなかには、とにかく相手を妬む人もいます。自分に自信がなく、相手と比較ばかりする人は、謙遜しても何かと理由をつけてかみついてきます。向こうが勝手に反応しているだけと割り切り、とにかく適当に流しましょう」

妬みが強い人は、ほかの人に対しても同様な場合がほとんど。ストレスになる前に思い切って距離を取るのが正解だ。

●経済格差よりも、大事なのはその人と本当に仲良くしたいのか

経済格差を感じる側でも、感じられる側でも、大切なのは「その人と本当に仲良くしたいのか」ということだという。

「特にママ友間では『子どもに害が及ぶかもしれない』と、まるで子どもを人質に取られているように感じているママは多いです。その気持ちに縛られるあまりに、無理をしてひずみが生じてしまっては、自分のためにも子どものためにもなりませんよ」

ママ友はあくまで人生の一時期において関わる人であって、ずっと付き合っていかないといけない存在ではない。自分なりに境界線を引き、上手に距離が取れるようになろう。

(ノオト+北東由宇)