11日、韓国メディアによると、韓国の海兵隊の兵士らが後輩の兵士に対し、無理に食べ物を食べさせるなど、過酷な「食拷問」を行っていたことが分かり、波紋が広がっている。この報道に、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真は韓国軍。

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2016年7月11日、韓国・SBSによると、韓国の海兵隊の兵士らが後輩の兵士に対し、無理に食べ物を食べさせるなど、過酷な「食拷問」を行っていたことが分かり、波紋が広がっている。

慶尚北道浦項市の海軍部隊に所属するA上等兵ら4人は3月〜5月、後輩のB一等兵にパンや菓子などを十数回にわたって強圧的に食べさせた。B一等兵は「食事後にパン8袋、チョコパイ1箱、牛乳3パック、カップラーメン2個を強制的に食べさせられた」と明らかにした。また、別の日には食事後にピザ1枚、菓子2袋、ジュース1.5リットル、パン1袋、アイス1箱を食べさせられた。食事後にチキン2羽、チョコパイ1箱、菓子とパンを3袋ずつ、ジュース1.5リットルを食べさせられた日もあったという。

事件後に呼吸困難などの症状を訴えたB一等兵は、部隊の心理検査で「自殺前の段階」との診断を受けるほど、身体的・精神的に大きな衝撃を受けたことが分かった。

B一等兵の両親からの申告を受けて調査に乗り出した部隊によると、A上等兵らがつらい表情を見せたB一等兵に対し、「食べ物を吐き出したら殺す」などと暴言を吐いていたことも明らかとなった。A上等兵らは結局、刑事処罰ではなく、10日の営倉処分や休暇制限など部隊内の懲戒処分を受けるにとどまった。しかし、別の部隊に移ったB一等兵が新たに、先輩兵士からセクハラ被害を受けたとの事実を打ち明けたため、軍検察が捜査に乗り出した。国民権益委員も事件の隠蔽(いんぺい)などがなかったか調査を進めている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーの間に衝撃が広がっている。

「みんな誰かの息子、恋人、父親なのに…」
「韓国軍の精神年齢は小学生以下」

「俺も経験したが、本当に自殺を考えた」
「いまだにそんな過酷ないじめが行われているの?衝撃的…」
「兵士間の階級をなくすべきだ」

「海兵隊は金持ちの集まり?軍人の安月給で、なぜそんなにも大量の食糧を用意できる?」
「この国には未来がない。法律ではどうしようもできない段階にきてしまった」
「社会や学校で劣等感を抱いて生きていた人が軍隊に入ると、必ず後輩をいじめる」

「軍は何とかして事実を隠そうとするだろう。徹底的に調査し、厳しく処罰してほしい」
「韓国軍は腐ってしまったようだ。戦争が起きたら国民を守ってくれるだろうか?。国防部自体に問題があるのか?本当に情けない」(翻訳・編集/堂本)