4月1日に先行公開された最新NISSAN GT-Rの発売が7月11日から開始されました。

2017年モデルは、2007年の発売以来、最大のビッグマイナーチェンジを受けたもので、内・外装だけでなく、メカニズムにも手が加えられています。

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まず外観では、フロントからリヤに至るまで大幅な変更がされていて、フロントは日産のデザインシグネチャーである「Vモーション」を採用するとともに、性能向上も実現。

マットクローム仕上げを施し、最新のメッシュパターンを採用した新デザインのフロントグリルは、開口部の拡大により冷却性能を向上させつつ、バンパーサイドの形状を最適化することで、従来の空気抵抗、ダウンフォースの維持を可能にしています。

また、新デザインのシルバーフィニッシュのリヤディフューザーを囲むバンパー下部と、ボディカラーを分けるラインは、リヤビューをさらにワイドでアグレッシブに見せるために高い位置に変更されています。

 

インテリアは質感向上がテーマ。インパネは、熟練の職人が高度な技術を用いて厳選した一枚革で仕立てられたナッパレザーに、精巧なステッチを施すという入念な仕上がりが見どころ。水平基調ながらもスポーツカーらしく、メーターからセンターコンソールまでドライバーを包み込むように配置することでドライバーオリエンテッドな空間が演出されています。

ナビのディスプレイは7インチから8インチに拡大され、併せて大型のアイコンを採用することで、使い勝手と視認性を向上。また、カーボン製のセンターコンソール上に配置したマルチファンクションスイッチにより、ナビ機能を手元で操作することも可能です。

パドルシフトもステアリングホイール固定タイプに変更され、ドライバーが手を離すことなくシフトチェンジできる操舵角領域が拡大。さらに、操作力やストローク量だけでなく、音にまでこだわった改良も行われています。

エンジンは3.8Lの24バルブV6ツインターボですが、さらに高効率を追求することで、高出力と燃費性能を同時に向上。「GT-R NISMO」の技術を使った気筒別点火時期制御を採用することで、ノッキングの発生を抑え、燃費を損なうことなく最高出力 570ps/6800rpm、最大トルク637Nm/3300-5800rpmというアウトプットを得ています。

また、改良型6速デュアルクラッチトランスミッションとの組み合わせにより、中速〜高速域においてスムーズな加速を実現しているそうで、日常的に多用するシーンでのドライビングフィールの向上は朗報といえそう。

快適性の向上も図られています。現行モデルよりもさらにスムーズな乗り心地を実現しているだけでなく、吸音材・遮音構造の徹底的な見直しによりキャビンのロードノイズや風切音を大幅に低減し、全速度域で高い静粛性を実現。

さらに、エンジン始動時から低回転走行時の排気音を低減することが可能な「エキゾースト・サウンド・コントロール」を採用することで、夜間や住宅地など静かさが求められる時間帯、場所でも音を気にせずに走り出すことができるのも朗報と言えそう。

大きく進化した最新GT-Rの価格は、「GT-R Pure edition」が996万840円、「GT-R Black edition」が1186万9200円、「GT-R Premium edition」が1170万5040円です。

(塚田勝弘)

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