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トヨタ自動車は12日、オーストラリアの生産・販売事業体である「Toyota Motor Corporation Australia Ltd.」(TMCA)が、将来技術に対する関心を高めることを目的に、3台の燃料電池自動車(FCV)「ミライ(MIRAI)」を試験的に導入し、理解活動や試験走行に活用すると発表した。

オーストラリアでは、今年末の移動式水素ステーションの導入をもって、本格的に「ミライ」の路上走行などを開始する。この移動式水素ステーションは、地上据付けも、トラックの荷台に据え付けて運ぶことも可能となっており、さまざまな場所で「ミライ」の燃料補給が可能となる。TMCA社長のデーヴ・バトナー氏は、「昨年10月にミライを初めてオーストラリアで展示したのに続き、このたび3台の車両を導入することになり、大変うれしく思う。トヨタは、将来技術やFCVへの皆様の関心が高まることを期待している」と述べた。

燃料電池技術のメリットのひとつに、将来の代替燃料として最も有望な水素を燃料としていることが挙げられる。FCVは使用時に水しか排出しない、環境に優しいクルマとされる。なお、「ミライ」は現在、米国カリフォルニア州、日本、ならびに欧州各国で販売されているが、オーストラリアでは水素ステーションの整備が進んでおらず、一般販売されていない。

(木下健児)