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ソリトンシステムズは12日、同社の二要素認証システム「SmartOn ID」において、新たな機能強化として認証要素に"顔認証"を追加し、オプションとして販売を開始したことを発表した。

パスワードとIDは、数多くのシステムを守ってくれているのは事実だが、守るべきものが重要であればそれだけでは足りない。二要素認証は、これに本人だけが持っているモノ、指紋やICカードなど、を合わせることで二つの要素を使って認証を確実なものにする。

ソリトンシステムズは、LSIを含む組込みシステムの開発やLANシステムに1979年の設立から着目し、ドライバやネットワーク管理ソフトやISDN基板の開発、大規模ネットワークの構築などを手掛けており、近年では認証を中心としたセキュリティ開発製品も提供している。同社が展開する「SmartOn ID」は、この二要素認証とUSBメモリの利用制限という、情報漏洩の大きな2つの原因を封じるソリューションになる。

今回同社は、自治体への導入事例も多いこの「SmartOn ID」に、顔認証を新たなオプションとして対応させた。PCログオン時の認証要素に、従来のICカード、指紋に加え「顔認証」も二要素認証のひとつとして利用できるようになる。PCに内蔵、もしくは接続されたカメラで取得した顔の画像から、個々人の特徴点を抽出し、あらかじめ登録されているデータと照合することで、本人を確認して安全を守る。顔認証エンジンには、NECの「NeoFace」が採用されている。同エンジンは両目の間が24ピクセルという低解像のイメージでも顔認識が可能な高機能を誇り、米国政府機関NIST(National Institute of Standard and Technology)が行った顔認証ベンチマークでも高い実績を得ている。

また、同社では、愛知県への1500台のPCへの採用も発表している。マイナンバー制度の運用がはじまり、自治体や企業ではセキュリティの根幹をなす"認証"への対策も必要となってくる。

(長岡弥太郎)