楽天銀行のポイント還元率1%が火をつけた!利便性アップで狢2世代瓩龍チ莊祺

使える店が少ない、使うメリットがわかりにくいなど、これまでのイメージを覆すデビットカードが続々と登場中。浪費を防ぎ、家計が管理しやすくなるといった固有のメリットが、今年になって見直されてきた。

◎家計管理のしやすさは大きなメリット

 支払いに使うと、銀行の預金口座から購入代金が引き落とされるデビットカード(下図参照)。10年以上前に始まった国内初の「J-Debit」の利用は低迷したままだが、その後、VISAが加盟店で使える新タイプを発行。さらに、三菱東京UFJ銀行が、メガバンクで初めてVISAデビットを発行し、利用金額に応じたキャッシュバックを始めたことで、人気に火がついた。

 以後、JCBが同じく加盟店で使えるタイプの発行を開始。この、いわば第2世代の登場によって、ユーザー数が大きく拡大し、今では、ポイント還元率がクレジットカードと同等のものが続々登場している。

 家計再生コンサルタントの横山光昭さんは、デビットカードの最大のメリットを次のように説明する。

「基本的に、預金残高の範囲内でしか利用できないので、家計の管理がしやすい。私はクレジットカードを持っておらず、三菱東京UFJ銀行と楽天銀行のデビットを使い分けてます。海外でも使えるため困りません」

 ついクレジットカードを使いすぎてしまう人は、家計管理のためにもぜひ検討してほしい。

〈デビットカードが今、注目されている理由〉

●クレジットカードが使える店ならほぼ使える
●利用金額に応じてポイントが付くものが登場
●口座残高までしか使えないので家計管理がしやすい

◎デビットカードでの商品購入時の決済の流れ

デビットカードでの商品購入時の決済の流れ

【デビットカードの歴史】なぜ「J-Debit」は普及しなかったのか?

2000年3月に始まった「J-Debit」は、多くの銀行が参加したが、加盟店が伸び悩み利用低迷。2013年11月に、VISA加盟店で使える国際ブランドデビットカードを三菱東京UFJ銀行が発表したことで、認知度が一気にアップした。

《お得&利便性の高いデビットカード》

■楽天銀行(JCB)

楽天銀行

[ポイント還元率]1.0%
[年会費]無料

●JCB加盟店で還元率1%

利用金額100円につき楽天スーパーポイントが1ポイント貯まる。楽天市場ではポイント2倍。

■三菱東京UFJ銀行(VISA)

三菱東京UFJ銀行

[ポイント還元率]0.2%
[年会費]1080円

●利用金額により年会費無料に

初年度年会費は無料、2年目以降は有料となるが、前年1年間の利用額10万円以上で無料に。

■ジャパンネット銀行(VISA)

ジャパンネット銀行

[ポイント還元率]1.0%
[年会費]無料

●モール経由で1%を還元

家電量販店やYahoo!ショッピングが参加するモール経由の買い物は1%分をキャッシュバック。

■りそな銀行(VISA)

りそな銀行

[ポイント還元率]0.5%
[年会費]1080円

●JALのマイルが貯まる

利用金額200円につき1マイル。年会費は2年目から有料だが、年1回以上の利用で500マイル。

■ソニー銀行(VISA)

ソニー銀行

[ポイント還元率]0.5%
[年会費]無料

●2016年サービス開始

外貨預金の残高などに応じて、キャッシュバック率が通常の0.5%から最大2%にまでアップする。

■イオン銀行(VISA)

イオン銀行

[ポイント還元率]0.5%
[年会費]無料

●残高不足時の立て替え機能あり

利用時に万が一口座残高が不足した場合、10万円まで立て替えてくれる。ショッピング保険付き。

【選択】
すでに口座開設済みの銀行にデビットカードがあれば有力な選択肢。それがなく、口座開設と併せて作るなら、お得度から言えば、楽天銀行(JCB)、銀行としての総合的な使い勝手の良さなら三菱東京UFJ銀行に軍配。楽天銀行のVISA版は還元率0.2%、年会費1029円なので要注意。

家計再生コンサルタント 横山光昭さん
家計再生コンサルタント 横山光昭さん

ファイナンシャルプランナー。株式会社マイエフピー代表取締役。著書多数。『実はそんなに怖くない! ラクラク年金生活宣言』が近日刊行予定。

文/編集部