「非合法は出て行け」  タクシー運転手、ウーバーに抗議/台湾

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(台北 12日 中央社)タクシー配車アプリ「ウーバー」の台頭で収入が大幅に落ち込み、生活に影響が出ているとして、タクシー運転手らが11日、台北市内の立法院(国会)前などで大規模な抗議活動を行った。周辺道路にはタクシー約2000台が集結し、参加者は「非合法は出て行け」などと声を上げ、政府に対して取り締まりの強化など対応を求めた。

ウーバーは2013年に台湾に進出。自家用車を利用したタクシーサービスだが登記上は通信業となっており、問題化している。タクシー業者によると、この影響で売り上げが2〜3割減少したという。

交通部(交通省)公路総局によると2014年9月以来、ウーバーと運転手に対して支払いを命じた罰金の総額は6200万台湾元(約1億9800万円)以上。同部では取り締まりを強化するとしている。

また、経済部(経済省)投資審議委員会は、外国人投資条例第7条の規定により、1カ月以内に対策をまとめる方針を示した。

一方でウーバーは、積極的に政府と意思疎通を図るとした上で、規制の緩和を求めるコメントを発表している。

(呉家豪、汪淑芬、黄巧ブン/編集:齊藤啓介)