中国メディアの突襲新聞はこのほど、日本製のネジの品質の高さは「敬服するに値する」と論じる記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの突襲新聞はこのほど、日本製のネジの品質の高さは「敬服するに値する」と論じる記事を掲載した。

 記事は最初に1つの体験を紹介。1990年代末、中国のある軍事工場が民間自動車を生産することになり、日本側のメーカーと交渉してある車種の設計図を入手。簡単に製造できると踏んでいたが、すべて中国国産部品で製造したところ故障率が激増、それはたった1つの種類の中国製ネジが複数な故障を招いていたのだという。

 この経験が伝えようとしている点は明確だ。同じ設計図を使用して自動車を製造したが、日本製のネジではなく、中国製のネジを使ったとたんに故障が激増した。つまりネジの品質において、日本製と中国製の間には非常に大きな差があるということだ。

 記事は日本製のネジについて「日本では品質規格に外れたネジはもともと販売されていない」と説明、しかし「中国ではどの種類のネジにも品質規格に外れたものが存在する」ため、品質規格に適合したネジを入手するにはわざわざ注文して作る必要があると指摘。こうした問題は他の部品についても存在しているため、生産コストは高くなってしまうという問題があると説明した。

 最後に記事は冒頭の経験をしたという工場のスタッフたちが「日本製のネジに驚愕していた」とも説明しており、これが「日本の工業のすごいところ」だと称賛している。

 中国の工場スタッフたちが「日本製のネジに驚愕していた」というくだりは、アマチュア選手が経験豊かなプロ選手に直接指導を受けたときの感動に通じるものがあるかもしれない。プロ選手ならではの深い知識や研ぎ澄まされた技術に直接触れたときに震えるような感動を覚えるものだが、日本製のネジは当時そうした感動を当時の中国の工場スタッフたちに与えていたのであろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)