11日、高高度防衛ミサイルの導入を受け、韓国産業界に焦りが広がっている。中国は地域のパワーバランスを崩すと猛反発してきただけに、経済制裁や中国人観光客の制限など報復措置に踏み切りかねないと緊張が走っている。資料写真。

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2016年7月11日、環球網によると、高高度防衛ミサイル(THAAD)導入を受け、韓国産業界に焦りが広がっている。

米韓両国は8日、THAADの韓国配備を発表した。中国は地域のパワーバランスを崩すと猛反発してきただけに、経済制裁や中国人観光客の制限など報復措置に踏み切りかねないと韓国産業界には緊張が走っている。

韓国経済は今、中国に大きく依存している。半導体は製造量の50%を中国に輸出。また、中国(香港含む)の対韓国投資は2015年9月末時点で累計2兆9606億ウォン(約2656億円)に達している。訪韓外国人旅行客のうち約40%は中国人。これらの数字を見れば韓国産業界の焦りも分かろうというものだ。ある大手企業幹部は匿名で取材に答え、「安全保障問題について公の場でコメントすることはできないが、THAAD導入の決定に強い緊張を感じている」と話した。(翻訳・編集/増田聡太郎)