アニメ映画『ひるね姫』東のエデンの神山健治監督作 - リンクする夢と現実、温かな家族の絆

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神山健治監督最新作、長編アニメーション映画『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』が、2017年3月に全国の劇場で公開される。

物語の舞台は、2020年、東京オリンピックを3日後に控えた夏の日。「なんでこんなに1日中、眠てえんじゃろ?」岡山に父親と二人で暮らす主人公の女子高生・森川ココネは、所かまわず昼寝をしては怒られる日々の中で、いつも同じ夢を見ていることに気づく。ココネが知らない両親の秘密。その謎を解く鍵は、妙にリアルでとても温かい、不思議な夢の中にあったーー。

本作を手がけるのは、『攻殻機動隊 S.A.C.』『東のエデン』『精霊の守り人』などで知られる神山健治監督。緻密に練られたストーリーとリアリティ溢れる本格的SF描写を得意とする監督が、「自分の娘に観せたい映画を作りたい」と完全オリジナル書き下ろしのファンタジーという新境地に挑む。

主人公ココネの声を担当するのは、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインを務めるほか、数多くのドラマ、映画で注目を集める女優の高畑充希。自身初のアニメーション映画への参加で、劇中では岡山弁を披露する。

また、ココネを抱きかかえ、ロボットに変形するサイドカー「ハーツ」のデザイン原案を『ベイマックス』のコヤマシゲトが担当しているほか、音楽に「キングダム ハーツ」の下村陽子、キャラクター原案に『猫の恩返し』の森川聡子、作画監督に『東のエデン』の佐々木敦子と、各部門に豪華スタッフが集結している。

【作品情報】
映画『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』
公開日:2017年3月
監督・脚本:神山健治『東のエデン』『精霊の守り人』『攻殻機動隊 S.A.C.』
音楽:下村陽子「キングダム ハーツ」
キャラクター原案:森川聡子『猫の恩返し』
作画監督:佐々木敦子『東のエデン』
演出:堀元宣、河野利幸、黄瀬和哉
ハーツデザイン:コヤマシゲト『ベイマックス』
クリーチャーデザイン:クリストフ・フェレラ
色彩設計:片山由美子
美術監督:鮫島潔、日野香諸里
3D監督:塚本倫基
撮影監督:田中宏侍
音響監督:はたしょう二
制作:シグナル・エムディ
©2017 ひるね姫製作委員会