11日、韓国・世宗大学の朴裕河教授が、自身の研究書「帝国の慰安婦」を批判する著書が出版されたことに関し、「本を歪曲(わいきょく)し、読者に不信感を与えている」と主張した。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真は韓国の慰安婦像。

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2016年7月11日、韓国・聯合ニュースによると、韓国・世宗大学の朴裕河(パク・ユハ)教授が、旧日本軍従軍慰安婦問題に関する自身の研究書「帝国の慰安婦」を批判する著書が最近出版されたことに関し、「本を誤読、歪曲(わいきょく)して、読者に不信感と怒りを与えている」と主張した。

朴教授は11日、ソウル市内で会見を開き、明治学院大学の鄭栄桓(チョン・ヨンファン)教授が著書「誰のための和解なのか」で提起した批判に反発した。

鄭教授は著書で、「朝鮮人慰安婦は戦争に協力した“愛国的”存在だった。日本軍と“同志的関係”を結ぶこともあった」とする朴教授の主張を批判。さらに、「朴教授の著書は戦争責任を否定する歴史修正主義の流れに乗り、日本の知識人たちに歓迎された」と主張した。これに対し、朴教授は「鄭教授の著書は自身に“道徳的な疑問”を誘発させる態度だった」とし、「意見が違うというだけで一方的に右翼と連結させ、読者の敵対心を誘発している」と指摘した。

また、鄭教授の著書が「朴教授の著書には慰安婦の平均年齢に関する誤りがある。朴教授は米国の戦時情報局の報告書を根拠に、朝鮮人慰安婦の平均年齢を25歳としているが、徴集された当時の年齢は21.15歳だった」などと指摘していることに対し、「私は本に20歳以上と書いた。鄭教授の主張と大した差はない」と主張。その上で、「私が年齢を取り上げたのは、『少女像』が象徴する14〜15歳の“少女”慰安婦が平均的な姿ではないということを知らせるため」と説明した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「だから少女像を撤去しなければならないという日本の右翼の意見に賛成すると言いたいの?被害者らとともに苦痛を受けた韓国国民を癒す心からの謝罪もないのに?血も涙もない人だ」
「韓国政府は『帝国の慰安婦』を愛読しているのだろう」

「フランスでそのような発言をしたら大変なことになる。韓国だから可能なこと」
「日本から金をもらって書いたのでは?」

「『帝国の慰安婦』は、当時を生きていない人間が想像して書いたフィクション小説」
「恥を知らない人が大学の教授だなんて…」

「年齢の問題ではない。20歳以上なら慰安婦にしてもいいということ?」
「韓国では日本を批判し、悪魔のように描写する本以外は受け入れられない。真実はどうでもいい」(翻訳・編集/堂本)