中国は2010年、国内総生産(GDP)で日本を追い越し、世界2位の経済大国となった。中国経済は今なお成長を続けており、日本経済との規模は年々拡大しているが、中国メディアの同花順はこのほど、「日本は臥薪嘗胆のもと、経済の復活を狙っている」と論じる記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国は2010年、国内総生産(GDP)で日本を追い越し、世界2位の経済大国となった。中国経済は今なお成長を続けており、日本経済との規模は年々拡大しているが、中国メディアの同花順はこのほど、「日本は臥薪嘗胆のもと、経済の復活を狙っている」と論じる記事を掲載した。

 記事は、日本経済の衰退は「見かけ上の現象」であると指摘しつつ、ロボット産業を代表とするハイテク産業が急速に発展していることを指摘し、アベノミクスによって金利が下がったことでベンチャー企業は資金を調達しやすくなったと主張。これによって新たな産業の育成につながると指摘した。

 また、日本経済の総量は中国を下回るものの、質は中国経済を圧倒していると指摘し、中国経済は10数年間にわたって急激に膨張したものの、それは「不動産などの投資によるもの」と指摘。中国の社会には偽物の製品が溢れかえり、食品の安全性すら確保できないのが現実だと紹介する一方、日本経済は質の高い産業によって発展し、消費者に質の高い製品とサービスを提供していると指摘した。

 さらに記事は、中国経済の規模は極めて大きくなったが、各産業の基幹技術は日米欧の企業に掌握されているのが現実であり、中国の消費者たちは中国国内で「目薬やかぜ薬、粉ミルクすら安心して購入できないのが中国社会の現実である」と指摘した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)