11日、韓国教育部の高官が「民衆は犬や豚」などと発言し大バッシングを浴びる中、韓国日報は、現朴槿恵政権下での公職者の暴言が「パレード」のごとく相次ぎ、国民を怒らせていると報じた。資料写真。

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2016年7月11日、韓国教育部の高官が「民衆は犬や豚」などと発言し大バッシングを浴びる中、韓国紙・韓国日報は、現朴槿恵(パク・クネ)政権下での公職者の暴言が「パレード」のごとく相次ぎ、国民を怒らせていると報じた。

9日、韓国教育部のナ・ヒャンウク政策企画官が韓国紙記者との酒席で「民衆は犬や豚のように扱い食わせるだけでいい」などと発言したことが報道で明らかになり、政界や国民から批判が噴出した。また一部では、公職者としての基本資質や素養を検証する人事システムの強化が必要との指摘も出ているというが、背景にはこうした高官による暴言がこのところ相次いでいる事情がある。

記事はここ数年、物議を醸した高官らの発言として次の数例を挙げた。今月4日、韓国奨学財団理事長が「学生は借金があってこそファイトできる」と、学資金の工面に苦心する学生の現実を無視した発言をした。昨年11月、女性記者にセクハラ行為をしたソウル大名誉教授は「酒をおいしく飲んだという罪しかない」と仰天の釈明をした。また13年、当時の大統領府報道官は、訪米中にインターンの女性にセクハラ行為をし「腰を1回たたいてこれから頑張れと言っただけ」と弁明。さらに14年に首相候補となった文昌克(ムン・チャングク)氏は「日本による植民地支配と南北分断は神の意思」との過去の発言が報道され首相候補から外れた。

こうした問題発言が続く現象について、現政権の権威主義的な性格が関連しているとハンシン大のノ・ジュンギ社会学科教授はみている。ノ教授は現政権が「歴史教科書の国定化という政治的企画を通じて世の中を眺める視点を変えようとしている」とし、こうした「前近代的な政権の傾向に公務員たちが反応した結果がこうした暴言だ」と説明した。

これについて、韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。

「どこからか不良品ばかり選んできたみたいだな」
「問題はこんな人間が国定歴史教科書を作っているということだ」
「さすが親日売国政権だ。日本人から暴言も学んだんだな」
「これこそが国が滅びる兆し」

「暴言じゃなくて、普段思ってることを言っただけだよ」
「暴言した人、1人抜けてるよ。天皇陛下万歳と言った男がいるじゃないか」
「99%の国民が名誉毀損(きそん)でナ氏を訴えたら駄目なのかな?犬や豚には告訴の権利もないか」

「政治にちっとも関心はないけど、セヌリ党(現政権与党)だけは覚えておこう。もちろん悪い方としてね」
「こんな人が国の指導層であることは、犬や豚にも笑われる」
「犬や豚が出した税金で食べてる自分たちは何なんだ?」(翻訳・編集/吉金)