伊勢志摩サミットで、日本のものづくり技術を世界にPRすべく、開発中の家庭用ロボット「HSR」(Human Support Robot)を展示したトヨタ自動車

同社は高齢者や手足が不自由な方の支援に向け、実際に介護の現場で利用者の視点をフィードバックしながらロボット開発を行っています。

そうしたなか、日経新聞によると先頃ドイツのライプチヒで開催されたロボット技術の開発を牽引する競技会「ロボカップ」で、トヨタ自動車の「HSR」とソフトバンクの「ペッパー」がスペイン、フランス、中国などの競合を抑え、「家庭用部門」の競技に使われる共通ハードに選ばれたそうです。

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2017年以降、この競技会の標準機として最低でも3年間に渡って世界の研究機関が両社のロボットを使い、新たな用途やソフトウエアの技術を競うことになる模様。

トヨタ自動車では、ロボットを製造技術や制御技術の蓄積を活かせる新たな成長分野に位置付けており、開発中の「HSR」を2019年度にも量産体制に移行させる計画とか。

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同社では高齢者の生活補助や介護に使えるロボットとして、2020年度までに累計1,000台程度の供給を目指しているそうです。

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一方の「ペッパー」も昨年の発売以降、日産自動車など多くの企業が営業の場に試験導入を開始しており、その活躍の場が広がりつつあります。

日本では高齢化や人口減少を背景に、ロボットと共生する社会が予想よりも早く到来することになるのかもしれません。

(Avanti Yasunori・画像:トヨタ自動車)

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