10日、中国でこのほど、「中国産食品は史上最も安全な段階にある」とする専門家の発言に、消費者から批判の声が相次いでいる。

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2016年7月10日、中国でこのほど、「中国産食品は史上最も安全な段階にある」とする専門家の発言に、消費者から批判の声が相次いでいる。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

中国工程院の院士で、中国最大の食品メーカー中粮集団のチーフエンジニアでもある岳国君(ユエ・グゥオジュン)氏が9日、貴州省貴陽市で行われた「生態文明(エコ文明)」に関するフォーラムで発言した。

中国国家食品薬品監督管理総局の滕佳材(テン・ジアツァイ)副局長も「食品添加物は厳しくコントロールされている。災いとみなさないでほしい」「中国産食品の安全性に多くの問題が存在することは否定できないが、世界共通の課題だ」「盲目的な恐怖心理は中国食品業界の発展に極めて大きな影響を及ぼす」などと述べた。

中国新聞網によると、中国で行われた食品の安全性に関する調査で、消費者の32%が「食品添加物の危険性」を指摘している。

食品業界の権威や政府関係者の今回の発言について、中国のインターネット上は「死人が出なければ安全と言えるのか」「以前はこれほど多くの食品添加物は含まれていなかった」などの批判で騒然としている。(翻訳・編集/柳川)