(写真提供=SPORTS KOREA)

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リオデジャネイロ五輪で112年ぶりに正式種目として復活するゴルフ。そのゴルフ競技に韓国代表として出場することになったのが、アン・ビョンフンだ。

リオ五輪のゴルフ出場枠は世界ランクによって決まり、各国の上位2位に出場権が与えられるが、世界ランク31位のアン・ビョンフンは韓国人としては1位としてリオ五輪に出場することになった。

「韓・中ピンポンカップル」の子供

アン・ビョンフンは近年、韓国男子ゴルフ界で着実に結果を残してきた成長株だ。

ヨーロピアンツアー(EPGA)を主戦場とするアン・ビョンフンは、昨年の「BMW PGAチャンピオンシップ」で優勝するなど、2015年EPGA新人王に輝き、今年はアメリカ・オーガスタで行われたマスターズにも出場した。同じくEPGAツアーを主戦場とするイ・スミン、ワン・ジョンフンとともに「韓国男子ゴルフの新しい希望」(『聯合ニュース』)とさえ言われている。

しかも、アン・ビョンフンはそのファミリーヒストリーにも注目が集まっている。というのも、アン・ビョンフンの両親はともにオリンピックのメダリストなのである。

父親のアン・ジェヒョン氏は元卓球選手で、オリンピック・メダリスト。1988年ソウル五輪の卓球男子ダブルスで銅メダルに輝いた。母親の焦志敏(チャオ・ズミン)氏は中国代表として1988年ソウル五輪に出場して女子ダブルスで銀メダル、シングルで銅メダルに輝いた人物だ。

ふたりは韓国と中国の間にまだ国交がなかった1985年に知り合い、互いに秘密裏に交際を続けながら、1989年にスウェーデンの韓国大使館に婚姻届を提出して結婚している。当時は“韓・中ピンポンカップル”、“ピンポン国際結婚”と言われ、祝福された。

そんなふたりの間に1991年に生まれたのが、アン・ビョンフンなのである。まさに五輪メダリストを両親に持つサラブレッドだ。

「両親が成しえなかったことに挑戦したい。父は銅メダル、母は銀メダルを獲っているが、僕はふたりが手にしていない金メダルに挑戦したい」

かねてからそう抱負を語っていたアン・ビョンフン。はたして親子二代のメダリスト誕生はなるか。

【参考記事】男子ゴルフも韓国勢が席巻中。彼らはなぜ日本に来たのか

(文=S-KOREA編集部)