10日、韓国・教育部のナ・ヒャンウク政策企画官が「民衆は犬や豚」などと発言したことが大きな波紋を呼んでいる中、国民らがナ氏の罷免を求める署名活動を展開している。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。資料写真。

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2016年7月10日、韓国・ニューシスによると、韓国・教育部のナ・ヒャンウク政策企画官が「民衆は犬や豚」などと発言したことが大きな波紋を呼んでいる中、国民がナ氏の罷免を求める署名活動を展開している。

ナ氏は7日、韓国・京郷新聞の記者らとの会食の席で「民衆は犬や豚のように、ただ食わせてやればいい」「身分制度を強固なものにしなければならない。どうせ平等であることはできないのだから、現実を認めるべきだ」などと不適切な発言をした。

これを受け、韓国のネット上ではナ氏の罷免を求める署名活動が広がっている。ポータルサイトのダウム・アゴラには、10日午後8時までに1万776人の署名が集まった。

また、野党「共に民主党」のある議員は「善良な公務員らに恥をかかせてはいけない。ナ氏は民衆に謝罪し、すぐに辞任せよ」と批判。与党「セヌリ党」の報道官も「教育部高官の衝撃的な発言により、公職社会に対する国民の批判が強まっている。問題の発言をした当事者に遺憾の意を示す」とした上で、「黙々と国民のために奉仕する多くの公務員のためにも、当局は厳重に対応しなければならない」と強調した。

ナ氏の発言に、韓国のネットユーザーからも批判の声が上がっている。

「全国の犬や豚が集まり、署名しよう」
「国民を犬や豚扱いするなんてあんまりだ」

「公務員の品位維持義務に違反した。ナ氏は国民に謝罪するべき」
「教育部は今後、家畜を飼育するための政策ではなく、人を育てるための政策を作らなければならない。私の子どもは犬でも豚でもない」

「ナ氏を罷免し、教育部を解体するべき」
「ナ氏に感謝する。おかげで与党の本心を知ることができた」

「こんな非常識な公務員がいていいのか?民衆が犬や豚なら、ナ氏の親や子どもも犬や豚だ!」
「ナ氏自身も韓国で生まれ、韓国で育ったはず…」
「怒りを超えて、とても悲しい。もはや敵意も感じない」(翻訳・編集/堂本)