インテル、主将FW放出で資金確保へ…イカルディ妻「売りに出している」

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 日本代表DF長友佑都のインテルでキャプテンを務めるアルゼンチン人FWマウロ・イカルディが、今夏の移籍市場で他クラブへ放出される見通しとなった。イギリス紙『デイリーメール』が10日に報じている。

 報道によると、イカルディの妻で代理人を務めるワンダ・ナラさんが「私がわかっているのは、インテルが彼を売りに出しているということです」とコメント。今夏の移籍市場でインテルが同選手を放出する意向であることを明かした。

 ワンダ・ナラさんはさらに「多くのクラブが(イカルディに)関心を示しています。マウロはインテルを去ることを非常に悲しんでいますが、クラブの経済的な事情は理解しています」と続け、インテルがイカルディ放出に踏み切る理由が資金確保のためであることを示唆している。

 イカルディは1993年生まれの23歳。2013年6月にサンプドリアからインテルに移籍した。2015−16シーズンはキャプテンを務め、セリエAで33試合に出場して16ゴールを記録。5月中旬のイタリアメディア『Fcinternews.it』によれば、同選手は「自分は2019年まで(インテルと)契約を結んでいる。あと数年の契約だ。自分はインテルに残るよ」とコメントし、残留の意向を示していた。

 なお『デイリーメール』によると、イカルディに対してはトッテナムが関心を示している。またスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』は、アトレティコ・マドリードも同選手の獲得に興味を示していると報じている。