10日、韓国・聯合ニュースは、韓国の旅行収支の赤字が拡大を続けていると報じた。写真は韓国・仁川国際空港。

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2016年7月10日、韓国・聯合ニュースは、韓国の旅行収支の赤字が拡大を続けていると報じた。

韓国銀行(中央銀行)は10日、今年1月から5月までの旅行収支の累積赤字が前年同期比1.3%増の14億9340万ドル(約1502億円)に達したと発表した。韓国の旅行収支は14年12月から18カ月連続で赤字を計上している。特に昨年は、中東呼吸器症候群(MERS)流行が悪材料となり、60億9460万ドル(約6130億円)のマイナスと、07年以来8年ぶりの大幅赤字となった。今年の累積赤字の規模は昨年を下回るとみられるが、それでも例年を上回るとの見通しが出ている。

背景にあるのは、格安航空会社(LCC)の台頭などにより出国者数が増えたことだ。韓国観光公社が発表した最新の統計によると、今年5月までの出国者数は延べ885万1700人で、前年同期を13.9%上回った。同期間に韓国を訪問した外国人数も前年同期比10.6%増の延べ655万5400人となっているが、伸び率は出国者数のそれに及ばない。(翻訳・編集/柳川)