8日、韓国・ヘラルド経済によると、通勤途中のバスで意識を失って倒れた40代男性が、バスの運転手の心肺蘇生法により命を救われたことが明らかになった。写真はソウル。

写真拡大

2016年7月8日、韓国・ヘラルド経済によると、通勤途中のバスで意識を失って倒れた40代男性が、バスの運転手の心肺蘇生法により命を救われたことが明らかになった。

1日午前5時43分、ソウルの路線バスを運転していたパク・ミンギュさん(51)は、バス車内の床に倒れた乗客を発見。バスを停めて慌てて駆け寄った。現場に居合わせた市民の一人が通報後に患者の肩をたたいて声をかけ続けたが、意識もなく呼吸もしていなかった。運転手らはすぐに心肺蘇生法を試み、他の乗客たちの助けも借りながら、救急隊員が到着するまで心臓マッサージと人工呼吸を繰り返した。

救急隊員が現場に到着した時、男性は依然として脈拍と呼吸がない状態だったが、その後心肺蘇生法とAED(自動体外式除細動機)の使用のおかげで脈拍と自発呼吸が戻ったという。救急車で搬送された男性は、現在、集中治療室から一般病棟に移るまでに回復している。

パクさんは、「消防署で定期的に実施されている心肺蘇生法の講習に参加したのが役立った。助けてくれた市民や消防署のみなさんに感謝するとともに、今後も市民が安全にバスを利用できるよう最善を尽くしたい」と話している。

これを受け、韓国ネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。以下はその一部。

「運転手に表彰状を!」

「運転手や市民のみなさんに拍手を送りたい」

「慌てることもなく落ち着いて対処できるなんてすごい」

「ソウル市は日頃から体系的な教育を行っていたんだね」

「心肺蘇生法の訓練を義務化すべき」

「教育課程に心肺蘇生法や安全教育プログラムを導入して、公務員や大企業も新入社員教育で取り入れよう」

「韓国もまだまだ捨てたもんじゃない」

「こういった(心の温まる)記事がたくさん見られる世の中になってほしい」(翻訳・編集/松村)