中国の人たちは、見栄の張り合いを好む傾向がある。それが顕著に表れるのが学校だ。子どもに着せる服や学用品などを通じて、大人たちが見栄を張りあい、誰が裕福かを競いあう。子どもも次第にその影響を受けることになる。中国網が6月27日に伝えたところによると、このほど小学生くらいの少女がウェブ上に「パパやママに買ってもらった物」を自慢する動画を掲載、批判の声が出たという。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 中国の人たちは、見栄の張り合いを好む傾向がある。それが顕著に表れるのが学校だ。子どもに着せる服や学用品などを通じて、大人たちが見栄を張りあい、誰が裕福かを競いあう。子どもも次第にその影響を受けることになる。中国網が6月27日に伝えたところによると、このほど小学生くらいの少女がウェブ上に「パパやママに買ってもらった物」を自慢する動画を掲載、批判の声が出たという。

 中国メディア・生命時報は8日「日本では裕福さを見せびらかすことが禁止されている」という文章を掲載した。文章は「日本人が礼儀正しく、小学生さえ実に教養があり、貧しい人を見下す者は極めて少ない」とし、その理由が平等教育の重視にあり、小学校から「人はみな平等」という概念を教え込んでいるためであると説明した。

 そのうえで、日本の義務教育である小中学校においては「児童・生徒が使うものはすべて学校が統一的に購入する」と紹介。学校が統一的に用意したのとは異なるものを身に着けたり持って行ったりすれば、指定のものと交換するまで学校の中に入れてもらえないとした。

 また、日本の学校では保護者に対して「正しい金銭感覚を養うため、お小遣いの金額で競争してはならない」と再三呼びかけるほか、教師が子どもたちの「金持ち競争」的行為を発見した場合には直ちに叱るとともに、保護者にも注意を促すと解説している。そして「日本における教育の目標は『一人前』になること。学生間の競争はスポーツや勉強の成績において行われ、裕福さを比べるような行為は絶対的に少ないのである」と結んでいる。

 親に何かいいモノを買ってもらった時、クラスメイトや友達に自慢したくなるのが子どもというものである。そして、自慢された子たちはいささかの羨望や妬みを抱くことになり、意味のない競争が繰り広げられたり、自慢した子を仲間外れにするなどといったトラブルが生じたりする。トラブルに発展しないようにするためには、教員とともに保護者による指導が欠かせないのだ。もし、保護者が張り合いたがっていたならば、それはもうどうしようもない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)