8日、澎湃新聞は記事「日本の小学生が空港で静かに読書、その理由は“携帯禁止”だったから」を掲載した。日本人の若者は読書好きとは誤解だと指摘し、むしろ中国よりも教育面では劣っていると論じている。資料写真。

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2016年7月8日、澎湃新聞は記事「日本の小学生が空港で静かに読書、その理由は“携帯禁止”だったから」を掲載した。

6月末、タイのネットユーザーがSNSで公開した写真が話題となった。タイ・チェンマイの空港待合室で日本人小学生らが静かに本を読んでいるというもの。普通なら騒いだりゲームをしたりしていそうなものだ。中国のネット掲示板では「スマホじゃなくて読書!日本人はレベルが高い」「日本の教育の素晴らしさがわかった」「何年かかっても中国は追いつけない」と話題になった。

だが本当にそうだろうか。公開された写真には子どもたちのそばに学校名のロゴ入り制服を着たスタッフがいる。どうやらタイの日本人学校のようだ。日本の修学旅行では携帯電話を禁止している学校が多い。子どもたちは読書を選んだのではなく、読書以外やることがなかったのではないか。

そもそも日本の子どもたちはそんなに読書をするわけではない。日本国内の統計だと、高校生の50%以上が読書時間はゼロだと回答している。OECDの学習到達度調査(PISA)でも、日本人学生の読解力は上海、香港、シンガポールに劣っている。日本の教育は素晴らしいというのは過去の話だ。今や教育先進地域は中国やシンガポールなどのアジアだ。必死に勉強するアジアの子どもたちに対し、西洋式教育の日本では勉強時間が圧倒的に不足しているからだ。このまま教育の「脱亜入欧」を続けるならば、日本は沈没していくだろうと記事は伝えている。(翻訳・編集/増田聡太郎)