ママ友間の経済格差に劣等感を抱いてしまったら…? ママ向けの子育て講座などを開催する、ファインコーチングの山粼洋実さんによると、SNSから相手の暮らしが見えやすく、相手の経済状況に劣等感を感じてしまうママが増えているという。

「まず、ランチにお金をかけたり、持ち物にブランド品が多いからといって本当に経済的に豊かであったり、当人が幸福に生きているのかはわかりません。モノだけで人を判断し、劣等感を抱いていじけるのはもったいないことです」(山粼さん 以下同)

経済格差を感じるママ友との付き合いで大切なことは「無理をしないこと」。「ランチは月に1回しか行けないのよ〜」「私、外出すると疲れちゃってその後の家事が回らなくなるの」など、日頃から予防線を張っておくと、自然と断りやすくなる。

「そもそも本当に気が合う人とは、経済格差云々の前に仲良くなっているもの。無理して見栄を張って家計を圧迫させるなんてバカバカしいですよ。『楽しくないものにお金を使うな』をモットーに、お金は上手に楽しく使いましょう」

経済格差を感じるママ友に対して、「うちは貧乏だから(笑)」と自虐をしたり「いいバッグだね!」と褒めたりするのは適切なのだろうか。

「コミュニケーションは言葉よりも、心が伝わるもの。自分の心に嫉妬や妬みがあるのなら、どんな伝え方をしても必ず相手に伝わります。なので、モヤモヤがあるうちは、中途半端に褒めたり、自虐ネタを挟んだりしないほうがよいでしょう」

●ママ友がうらやましい…それは自分を見つめ直すチャンス!

多くの場合、相手と比較して劣等感を抱くのは、ママ自身が生きる上での指標や目的意識を持っておらず自信がないため、いわゆる「隣の芝生は青く見える」状態になっていることがほとんどだという。もしも誰かが妬ましく感じたら、自身の在り方を考えてみるチャンスだと思おう。

最後に、ママ友が自慢してくるタイプだったらどう対処すればよいのか。

「本当に満たされている人は自慢をしません。例えば相手が専業主婦だった場合。仕事と違いなかなか他者から評価をもらえることがないので、自身でその価値を認めていないと『評価される場所がない』と感じ、認めてほしい気持ちから持ち物自慢になっているのかも。適度に『いいね〜』と社交辞令で流しましょう」

人はそれぞれの事情を抱えて生きている。目に見えるものにとらわれず、ときには自分の気持ちと向き合って、対処していこう。

(ノオト+北東由宇)