8日、環球時報は記事「銅鑼湾書店の林栄基店長、身の安全を守るため台湾移住を検討」を掲載した。写真は香港の抗議運動。林店長の写真を掲げている。写真提供:Hong Kong In-media。

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2016年7月8日、環球時報は記事「銅鑼湾書店の林栄基店長、身の安全を守るため台湾移住を検討」を掲載した。

中国政治ゴシップ本の販売で知られる香港・銅鑼湾書店の関係者5人が中国当局に逮捕されたのが銅鑼湾事件だ。李栄基店長は先日、書店の顧客データを取って戻ってくるよう中国当局に命じられ6月中旬に香港に戻ったが、その後、中国当局の横暴な取り調べを明らかにし、中国当局と対立している。中国政府は身柄引き渡しを求めているが、香港政府は犯罪人身柄引き渡し条約を締結していないことを理由に拒否している。

林店長は香港メディアの取材に答え、香港に戻った後、6度にわたり尾行されたと告白。身の危険を感じるために台湾に移住することを検討していると話した。しかし台湾移住は危険な選択肢だと深セン大学の宋小庄教授は指摘する。中国本土と台湾は犯罪人身柄引き渡し条約を締結しているため、送還要請を拒否できない可能性があるためだ。(翻訳・編集/増田聡太郎)