全長を35mm短くし、全幅も15mm狭くなった新型アウディQ7が登場しました。

丸みを帯びた先代から変わってスッキリとしたフォルムは、Cd値0.31(アダプティブエアサスペンション装着車で高速走行中に車高が下がった状態)と、クラストップレベルのエアロダイナミクスを実現。さらに、ボディで71kg、シャーシで100kg超、ドライブトレインは約20kgの削減を果たすなど、大幅な軽量化を実現しています。

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全長と全幅を若干小さくしたにも関わらず、ヘッドクリアランス、ショルダールーム、膝前のニールームともに拡大。セカンドシートは最大110mm前後スライドが可能など、乗員や荷物に応じたアレンジが可能になっています。

オプションのサードシートは、欧州の「グループ3」という規格でチャイルドシートとして認められているそうですが、大人が座るには乗降時の姿勢も窮屈で、座っても短時間、非常用の域を出ませんが、いざという時に重宝しそう。

荷室容量は通常時(7人乗車時)で295Lと、Bセグメントのハッチバックで最も広いくらいですが、サードシートを格納すれば770Lまで拡大できます。

さらに、荷室開口部下側を従来よりも46mm低くすることで積載性を向上させ、電動テールゲートはもちろん、足をキックするよう動かして操作する「ジェスチャーコントロール」も用意されていますから、両手が荷物などでふさがった状態でも開閉が可能。

先代のQ3は、一時日本のカタログから落ちましたが、3列シートも選べる大型SUVの選択肢は決して多くないだけに、モデルライフを全うして欲しいところです。

(文/写真 塚田勝弘)

3列シートも設定するフルサイズSUV ─ 新型「アウディQ7」画像ギャラリー(http://clicccar.com/2016/07/09/384167/)