(写真提供=SPORTSKOREA)

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韓国は今度開催されるリオ五輪の柔道部門に、“歴代最強戦力の選手たちを送り出すという。

2012年ロンドン五輪では金メダル2個、銅メダル1個を取ってロシアに続く2位となった。しかし、これは男子部門の話である。韓国の女子柔道は1996年のアトランタ五輪以降、20年間オリンピックで金メダルを獲得できず低迷していた。

そんな韓国女子柔道界が「今度こそオリンピック金メダルを狙える」と期待を寄せる選手がいる。韓国女子柔道のエースで強力な金メダル候補、キム・ジャンディ選手だ。

キム・ジャンディは1991年生まれの25歳。身長163cm、体重57kgの彼女は、現在IJF世界ランキング2位だ。2010年のワールドカップ・ウランバートルで国際大会初の優勝を飾り、それから様々な大会で活躍してきた。

ロンドン五輪でオリンピック初出場を果たすも、メダルどころかベスト16入りに失敗。しかし、その時の悔しさは「諦めたい気持ちが生じる度に、その時を思い出して頑張る」糧となったらしい。

その後、2015年グランドスラム・アブダビ大会と、2016年のグランドスラム・パリ大会で優勝。

グランドスラムは柔道の世界一を決める大会なだけに、関係者たちは彼女の成長ぶりに大きな期待を寄せている。韓国代表チームのソ・ジョンボク監督は、「日本の松本薫選手にさえ勝てば、金メダルを期待してもいい」と断言した。

キム・ジャンディ自身もこう語っている。

「私にとって4年前のロンドンは試練の舞台だった。その経験が教訓となり、やっと自分のプレーができるようになった。今は金メダルを取るためにはどうすればいいか分かっているつもり。一回出場することも難しいオリンピックに二回も出られるチャンスを与えられた。この4年間、誰よりも頑張ってきたという自負がある。リオ五輪では後悔のないよう全力で挑みたい」

韓国女子柔道の希望、キム・ジャンディ。20年続く「金メダルなし」の呪縛を彼女が解くか、期待が集まる。

(文=S-KOREA編集部)