台北101、環境にやさしいビル認証で最高評価を獲得  世界新記録樹立/台湾

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(台北 9日 中央社)超高層ビルの台北101は、環境に配慮したグリーンビルディング(緑の建築)の認証システム「LEED v4」で世界最高得点を獲得し、最高評価の「プラチナ」を取得した。米国以外の超高層ビルがプラチナ評価を得るのは初。同社の周徳宇董事長(会長)は、台湾の栄誉だと喜びを示した。

同認証は米国グリーンビルディング協会(USGBC)が開発したもの。「LEED v4」は最新版の認証制度で、台北101は2011年に旧版の認証を獲得していた。今回台北101が獲得した得点は110点満点中90点。「立地と周辺交通」の項目が前回より伸びたほか、「節水」「イノベーション」「地域的貢献」はいずれも満点だった。

同社は2008年から6000万台湾元(約1億8700万円)と大量の人材を投じ、設備の刷新を実施。2011年以降はさらに2000万元(約6200万円)を費やし、システムの更新や向上のほか、スマートエネルギーの管理、エコロジー照明、空調の省エネ、グリーン電力などの措置を推し進めてきた。

同社によると、ショッピングセンターを合わせたビル全体の消費電力量は2007年と比較すると、2億6200万キロワット時減少。これは台北市の大安森林公園が357年かけて吸収する二酸化炭素の量に相当する。また、水道使用量は2011年以降毎年約5万トンの節約が可能になっている。2015年の資源回収率は77%に上った。

(黄麗芸/編集:名切千絵)