家電分野を中心に、中国から世界に通用するメーカーが現れているのは事実だが、製造業全体を比較した場合、日本の製造業のほうが今なお中国を圧倒する技術力を持つといって間違いはないだろう。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 家電分野を中心に、中国から世界に通用するメーカーが現れているのは事実だが、製造業全体を比較した場合、日本の製造業のほうが今なお中国を圧倒する技術力を持つといって間違いはないだろう。

 中国メディアの東方頭条はこのほど、中国は日本企業の高性能な工作機械がなければ歩兵銃すら生産できないのが現状だとする論調があることを紹介、実際には「そのような事実はない」と指摘する一方で、日本と中国の工作機械には大きな差があるのが現実だと論じた。

 記事はまず、中国のネット上で広まった「中国は日本企業の高性能な工作機械がなければ歩兵銃すら生産できない」という論調に対し、中国建国前にあたる第2次世界対戦前から歩兵銃を自国で生産してきたと指摘し、ネット上の噂を否定した。さらに中国建国後も軍事工業を発展させ、今日では優れた歩兵銃を生産できるようになったと論じた。

 一方で、日本の高性能な工作機械が中国にとって必要不可欠な存在であることは事実であるうえ、中国の潜水艦などには日本の一部メーカーの製品が搭載されているも事実だと指摘。こうしたことが起きるのは「中国が自前で生産することができないためであり、中国製と日本製には製品の寿命や品質で大きな差があるため」であると伝えた。

 中国では今なお一部で日本製品の不買を叫ぶ声が存在するが、同記事で指摘しているとおり、日本製品は消費者の見えない場所において、中国にとって必要不可欠な存在となっていることが分かる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)