英国のEU離脱などをめぐって円高が進行した。8日時点で日本円は1ドル=100円台にまで上昇しているが、2016年2月は1ドル=120円台であったことを以上だったことを考えると半年も経たないうちに20円ほど円高が進んだことになる。(イメージ写真提供:123RF)

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 英国のEU離脱などをめぐって円高が進行した。8日時点で日本円は1ドル=100円台にまで上昇しているが、2016年2月は1ドル=120円台であったことを以上だったことを考えると半年も経たないうちに20円ほど円高が進んだことになる。

 円高は日本を訪れる中国人観光客にも影響を及ぼしているようで、中国メディアの今日頭条はこのほど、円高と中国人観光客の変化についての記事を掲載した。

 記事は、多くの中国人旅行者が日本を訪れる理由が買い物であり、日本旅行中の1人当たり消費額は中国人が群を抜いている様子を紹介。中国人は第2位の韓国人の4倍、3位の香港人の8倍、米国人の32倍を消費しているとし、数字の上でも中国人の爆買いがはっきりと示されている。

 しかし最近は中国人の旅行目的に変化が表れているようである。以前は温泉や買い物などがほとんどだったが、現在は医療目的やアウトドア、禅の修行などを目的とする訪日も増えているようだ。なぜこのように変化してきたのだろうか。

 理由の1つとして記事が挙げているのが「円高」だ。記事は「16年上半期、日本円は17%値上がりし、1995年上半期以来最高の上げ幅」と紹介。特に英国のEU離脱の影響で円高がさらに進んでおり、中国人観光客に大きな影響を与えている。

 今後中国人観光客の訪日目的は、今まで以上に「モノの消費からコトの消費」へと変化していくことだろう。日本でしか味わうことのできない体験を提供することで、円高になったとしても旅行者を獲得できるようになるはずだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)