楽しい旅の思い出を作るためにも上手に計画を立てましょう! 撮影 / YOSHI ©Disney

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シーズンイベントにアニバーサリーイベントと大変な賑わいを見せている東京ディズニーリゾート。

【写真】TDR事前計画作成7つのポイント フォトギャラリー

開園から閉園まで、フルに遊びたい方も、多くいらっしゃるかと思います。

しかし、

人気アトラクションにも乗りたい!

今しかやっていないパレードやショーも観たい!

など、欲張りになりがちな結果、行きたくても行けなかった箇所がどうしても出てきてしまうもの。

今回は、効率よく遊ぶため、パークに行く前にしっかりと決めておきたい、1日の行動予定計画づくりのポイント7つと、本気で迷った時のための、3つの奥の手をご紹介します。

ポイント1 : ノープランはNG! まずはざっくり方向性を打ち出す

楽しいアトラクションや、素敵なショー、そしてシーズン限定のパレードなど、興味を引く要素が盛り沢山の、東京ディズニーリゾート。

折角行くのだから、とにかく目一杯楽しみたいので、詰め込み過ぎなスケジュールで廻ろうとしてしまいがちです。

が、東京ディズニーランドで40、東京ディズニーシーで28もあるアトラクションを、全て制覇して、季節のショーやパレードもたっぷり堪能というのは、正直、とても難しいお話しです。

こうした計画を立てる際、まず頭の整理も兼ねて、どんな遊び方をしたいのか、決めておくことをお勧めします。

例えば今回行くのは「東京ディズニーランド or 東京ディズニーシー」どちらなのか。

曜日は「土日祝か平日か」。

遊ぶならば「アトラクションメインか、シーズンイベントメインか」。

また「何時までパークにいるのか」という事も、先に決めておくといいでしょう。

勿論、全てをガチガチに決めておく必要はありません。

まずは、ざっくり方向性だけでも、打ち出しておく事が大切です。

※アトラクション数については東京ディズニーリゾート公式HP内の「アトラクション」の項目より表示された2016年6月現在の表示に基づく

ポイント2 : アトラクション&ショーをリストアップしたら、優先順位をつける

次に決めておきたいのは、優先順位付けの作業。

「これに乗る!」あるいは「これを鑑賞する!」という、譲れない要素が、きっとあるかと思いますので、そこを外さず「何に乗るのか」「何を観るのか」決めるといいと思います。

例えば、優先順位を、3つのランクに分けて、下記のような仕訳作業を行います。

◎・・・是が非でも制覇したいもの
◯・・・時間が許す限り攻略したいもの
▲・・・空いていたら行ってみたいもの

土日祝に遊びに行くことをご検討の方であれば、まずのところは、◎と◯は3〜5個、▲は5〜7個程度を、書店で販売されているガイドブックや、東京ディズニーリゾート公式HPを観ながら、選んでおくといいでしょう。

ポイント3 : 「超人気」を敢えて捨てる選択肢も!

もし、アトラクションの搭乗数にこだわるなら、東京ディズニーシーで大変な人気の「トイ・ストーリー・マニア!」のような、ファストパスもあっという間に発券終了の “超人気” アトラクションには、最初から乗らない選択もあります。

その替わり、1つでも多くのアトラクションに乗って楽しむというのも手です。

なお、乗りたいアトラクションが、メンテナンスにより運行を中止している可能性がありますので、東京ディズニーリゾート公式HPの「休止施設情報」は、必ずチェックをしておいて下さい。

ポイント4 : 入園後一番最初にやることを決めておく!

1日フルに遊ぶ事を考えると、朝一番の動き出しは、とても大事です。

入園してからは「さて、どこ行こうか? 」と悩んでいるうちに、人気のアトラクションにはあっという間に待機列が出来ます。

ショーやパレードを待つにしても、鑑賞しやすいエリアは、早々に埋まってしまいます。

効率よく遊ぶためにも、朝一番、どう動くかを、事前に決めておく事をお勧めします。

ちなみに我が家では過去、前の晩は、下記のように動く約束をしていました。

東京ディズニーランドの場合:「ミッキーの家とミート・ミッキー」に行く道すがらで、どちらか1人が「プーさんのハニーハント」または「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」のファストパスを取得 → ミートミッキーの待機列前で待ち合わせ → 合流後、キャストさんの指示に従い、ミートミッキーに並ぶ。

東京ディズニーシーの場合:「ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル(ミッキー)」に行く途中で、「インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー: クリスタルスカルの魔宮」のファストパスを取得、その後、グリーティングトレイルに並ぶ。

グリーティング施設に行く途中のルート、または同じエリア内で、ファストパスを取得しました。

そして、並んでいる間に、あらかじめ決めていたものについて、次に乗るもの、次にファストパスを取得するものを話し合って、決めていました。

事前に立てた計画を、どう攻略するか、ちょっとしたゲーム感覚で、待ち時間を過ごすことが出来ますね。

なお、ファストパスの効率的な取得方法は、「ウレぴあ総研 ディズニー特集」の様々な記事に記載がありますので、じっくりと読んでみてください。

ポイント5 : 徹底的に遊ぶならやはり「平日」がおすすめ

人気のアトラクションを含めて、とにかく、徹底的に朝から晩まで遊び倒すぞ! という方には、平日の来園がおすすめです。

やはり、土日祝は、お休みの方も多く、家族連れや学生さんが、平日よりも目立ちます。

それこそ、東京ディズニーシー「トイ・ストーリー・マニア!」のような人気アトラクションのファストパスは、獲得するのも一苦労です。

しかし平日であれば、時間帯によっては「トイ・ストーリー・マニア!」も、スタンバイで60分待ちで楽しめる日があるなど、土日祝よりスムースに、人気アトラクションを楽しめます。

もしパーク内の全てのアトラクションを制覇するぞ! という強い意気込みであれば、比較的空いている平日を狙って、朝から晩まで徹底的に遊んでみてはいかがでしょうか。

時期によっては平日限定の「ウィークデーパスポート」も発売されます。

普段よりお求めやすい金額設定がなされておりますので、こういう機会を、うまく活用してください。

ポイント6 : 食事の時間帯を先にしっかり決めておく

平日であれば、12時台でも、大して並ばず食事を取ることが、比較的容易に出来ます。

が、人出で賑わう土日祝となると、なかなかそうも行きません。

混雑を避けるなら、レストランが開いた直後の「早め」に取るか、14〜15時台の「遅め」に取るか。

また、下記の状況を念頭に置いてスケジューリングする事をお勧めします。

ショーやパレードが開催されている時間帯を狙う ショーやパレードを鑑賞する場合は、終わった直後、今いる場所の近くのレストランに入る

既に取得済みのファストパスの搭乗可能時間帯も、気に留めておきたい要素ですが、ショーやパレードは、開始時間があらかじめ決まっている分、その前後のスケジュールは立てやすいので、食事の時間帯や、お店を決める時の “軸” にする事が出来ます。

食事の時間帯を先に決めておくメリットは、空腹でしんどい時に、長いこと待たなくても済む事。

それに空腹は喧嘩の原因にもなりますので(苦笑)、無駄な争いを避けるためにも、事前に食事の時間帯を決めておきましょう。

また、お誕生日など記念日で遊びに来る時は「プライオリティシーティング」というレストラン予約システムを活用してみてください。

ゆとりある空間でお食事が楽しめます。是非検討してみてくださいね。

ポイント7 : "オプションプラン"をしっかり持てばその日1日の満足度が何倍にもUP!

定期的にパークに足を運ぶと、下記の状況に遭遇することがあります。

雨や強風などの天候不順により、観たかったショーやパレードがキャンセルになった システム調整の影響、または想像を超える混雑ぶりで、乗りたいアトラクションに乗れなかった 抽選しないと鑑賞出来ないエンターテイメントに当選出来なかった

期待していた分、こういう状況はとても残念な気持ちになります。

そんな気分を緩和するためにも、事前にいくつかのオプション(代替)プランを持っておくことで、次何をするか悩む時間を極力少なくした、充実した1日を過ごすことが出来ます。

事前計画でピックアップしたが、優先順位を低くしたアトラクションやショーを廻ってみるなどがいいでしょう。

また、天候が悪くても、雨の日でないとなかなか出会えない、レインコート姿のキャラクターと会えるグリーティングや、東京ディズニーランドでは「ナイトフォール・グロウ」という雨の日専用のナイトパレードが楽しめる事もあります。

むしろ、これらに遭遇することの方が少ないので、後日職場や学校で、ちょっとした自慢話のネタになるかもしれませんね。

入園後だって便利に使える! 東京ディズニーリゾート公式HPを徹底的にフル活用!

遊びに来る前の事前計画で、フル活用したいのは、東京ディズニーリゾート公式HP。

施設の休止情報等、パーク内の最新情報は、常にここに表示されます。

逐次チェックして、計画に反映させましょう。

そしてパークに来てからも、その実力をフルに活用することが可能です。

ご利用のスマートフォンで、パーク内のアトラクション、キャラクターグリーティング、それになんと、レストランの待ち時間や、ファストパス発券情報が、逐次確認出来ます。

思いの外、お目当てのレストランが混んでいた場合、他のレストランに行く判断が、現地で素早く出来るなど、とても便利な情報を配信してくれるのです。

「次はどのアトラクションに乗ろうか」

「次はどのファストパスを取りに行こうか」

という事も、スマートフォンで待ち時間や、発券状況を確認した上で、動きが取れるので、ナビゲーターとして上手に活用して、事前に立てた計画通りにたっぷり遊んで楽しい1日を過ごしましょう!

どうしても決めきれない場合は3つの “奥の手” を使おう!

折角行くから、沢山楽しみたいのだけど、乗りたいものや観たいものがとにかく多すぎる。

またガイドブック等は買って読んでみたが、結局どこに的を絞っていいのか分からなくなってしまった場合のお話しです。

奥の手1 : 各シーズンごとの “限定” イベントのみに的を絞る

東京ディズニーシーでは、開園15周年を祝うアニバーサリーイベント「ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ」が通年で開催されておりますが、2016年7月9日からは、東京ディズニーランドで「ディズニー夏祭り」、東京ディズニーシーで「ディズニー・サマーフェスティバル」、9月9日からは「ディズニー・ハロウィーン」と、季節にあわせたスペシャルイベントが東京ディズニーリゾートでは開催されます。

まさに “今” しか味わえないイベントです。

そこにのみ的を絞って、集中的に鑑賞するという選択をするのも、1つの方法です。

奥の手2 : ガイドツアーを使う

東京ディズニーリゾートでは2016年4月よりガイドツアーが一新されております。

東京ディズニーランド・・・「ようこそ!夢と魔法の王国へ」 東京ディズニーシー・・・「ようこそ!冒険とイマジネーションの海へ」

という名称で、それぞれ、パーク内の様々な面白いお話しをガイドさんから伺う事で、普段なかなか知り得ないパークの魅力を知ることが出来ます。

予約必須の有料ツアーであり、人気も高いのですが、検討の余地は大いにあると思います。

もし、宿泊される場合は、宿泊予約時に、同時に申し込めます。

価格面含めた詳細は東京ディズニーリゾート公式HP内「“ガイドツアー”の事前予約」をご確認下さい。

奥の手3 : キャストに当日おすすめを聞いてみる

日々パークにいらっしゃる方=精通していらっしゃる方に、直接尋ねるのが1番! という事で、お近くのキャストさんに、分からない事や、お勧めのアトラクションなど、聞いてみてもいいでしょう。

例えば、

「今日はじめてパークに来たんですけど、どんなアトラクションに乗って良いのかわからなくなってしまったので、キャストさんが好きなアトラクションを3つ教えて下さい!」

という感じに、です。

時と場合によっては、一緒にガイドマップや、Todayを観ながら、色々な事を教えてくれますよ!

但し、キャストの皆さんは何かとお忙しいので、短時間で聞き出せるように、何を聞くのか、ポイントを絞って尋ねてみてくださいね。