5日、韓国・釜山の学校専任の男性警察官が担当校の女子生徒と不適切な関係を持った事件をめぐり、韓国の国会議員が「イケメンの警官を配置した時から予見されたこと」などと発言し、物議を醸している。写真は韓国の警察官。

写真拡大

2016年7月5日、韓国・釜山の学校専任の男性警察官が担当校の女子生徒と不適切な関係を持った事件をめぐり、韓国の国会議員が「イケメンの警官を配置した時から予見されたこと」などと発言し、物議を醸している。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

野党「共に民主党」の表蒼園(ピョ・チャンウォン)議員は5日、国会で開かれた非経済分野の対政府質問で、「学校専任担当警官の選抜は、認知度と好感度の二つで評価し行われている」と説明した上で、黄教安(ファン・ギョアン)首相に対し「格好良い男性警官やきれいな女性警官を配置した時から(今回の事件のような)事態は予見されていた」と指摘した。

黄首相はこれに対し、「担当警察官が誤った行動をし、政府も警官の管理を十分に行えなかった」としながらも、表議員の指摘に対しては「行き過ぎた指摘に思える。警察はねじ曲がった目標のために学校専任警察制度を進めているわけではない」と反論した。

一方、韓国の女性団体などは、表議員の指摘が「外見至上主義」を助長するとともに「性差別的な発言」だとして猛反発、表議員は騒ぎの拡大を受け、出演したラジオ番組で謝罪した。これを報じた韓国の多くのメディアが表議員の発言を批判的に取り上げたが、ネットユーザーからはむしろ指摘に賛同するコメントが多数寄せられている。

「男子校には男性警官、女子校に女性警官を配置しないと。逆にしたのが問題だよ」
「確かに、選抜で外見を問うのはおかしい」
「心理学的には正しい指摘だ。ブサイクな警官だったら女子高生だって恋に落ちなかったはず」

「間違ってないと思う。最初は正しい目的のために始まった制度だけど、間違った方向に運用されて間違った結果を生んでしまったんだ。性差別をしてるのは表議員じゃなくて警察の方」
「警察は外見で子どもを守るのか?それよりちゃんと能力のある人間を送ってくれ。情けない」

「別にイケメンを批判したわけじゃなくて、そういう選抜基準を批判しただけだろう。そんなことも分からないのか?」
「女性団体は正しい指摘に対していつも過剰反応する」
「韓国の女性団体や女性家族部は、元慰安婦や少女像(慰安婦像)の問題、社会の恵まれない女性たちには関心もないくせに、こんな政治家攻撃はよくするんだね」(翻訳・編集/吉金)