6日、自身が経営する病院内にうその学歴・経歴を記し掲げていた歯科医師に韓国の最高裁が無罪を言い渡し、物議を醸している。資料写真。

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2016年7月6日、自身が経営する病院内にうその学歴・経歴を記し掲げていた歯科医師に、韓国の最高裁が無罪を言い渡した。韓国・ニュース1などが報じた。

最高裁は6日、医療法違反で起訴された59歳の歯科医師に対し罰金300万ウォン(約26万円)を命じた原審を破棄、無罪判断をもって光州地裁に事件を差し戻したことを明らかにした。この医師は05年12月〜11年11月にかけ、「米国の某歯科大インプラント課程修了」「米国歯周科学会正会員」などうその経歴を記した額を自分の病院に掲げ診療を行っていた疑いで起訴された。1・2審は罰金刑を言い渡したが、最高裁は「病院に掲示した額縁形態の略歴書を医療広告とみることはできない」とし、無罪判決を下した。

しかし最高裁は14年、うその経歴を記した名札を撮影しインターネットのブログに掲載していた医師(36)が起訴された事件で、罰金100万ウォン(約8万7000円)の有罪判決とした原審を確定している。判断理由について裁判所は「うその内容が記載された名札をブログで掲示することは虚偽広告に当たる」と説明していた。

今回出た無罪判決への反響は大きく、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「医療法違反じゃなくても、これは詐欺じゃないか!詐欺容疑で起訴すべきだろう。検察の無能は今に始まったことじゃないけどね!」
「僕は病院に行ったら、まず一番に医師がどこの大学を出たのか経歴を確認するくらいなのに、あきれたよ。裏金でも受け取ったか?」
「最高裁が詐欺を誘発している」

「いいことを聞いた。僕も今日から偽の経歴を掲示してお客さんをだましてやろう」
「詐欺師天国になっちゃうじゃないか…」
「どの医院に行ってもお約束のように『○○医大の教授』と書いてあるけど、あれが詐欺じゃなかったら何が詐欺なんだ?」

「法律とは、持てる者が楽に暮らせるようにつくられるものだ」
「裁判官ってばかなの?一般の人よりも知能的に劣ってるような…」
「韓国の裁判官は、法律の条文とは関係なく気の向くままに判決を出してるみたいだ」
「これを聞いて、額縁屋への病院からの注文が大量に押し寄せるだろうな」(翻訳・編集/吉金)