「認知症徘徊検出・発見/見守りシステム<仮称>」のイメージ図(写真:アキレス発表資料より)

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 アキレス、ツクイ、加藤電機の3社は6日、「認知症徘徊検出・発見/見守りシステム(仮称)」の実運用試験を15日から約2カ月間実施すると発表した。

 認知症やその疑いによる行方不明者は過去3年連続で1万人をこえ、発見の遅れで生存率が低下する傾向があり、徘徊高齢者の見守り対策が急務となっている。しかし、現在の高齢者の見守り対策は、声掛けと情報配信が主体で、捜索発見を目的とした取組事例は多くないという。

 そこで、3社は協業し「常時見守り」「認知症徘徊発生時の早期検出」「早期捜索・発見」を実現することを目的としたシステムを構築し、その実運用試験を行う。同システムは、アキレスが開発した徘徊対策用の介護シューズに加藤電機が開発した小型の発信機(SANタグ)を装着。ツクイのデイサービス内に加藤電機が開発したGEOフェンス型中継機SANアンテナを設置。

 これにより、見守り対象者が見守りエリアの外に出ると、短時間で介護職員や家族らにメール配信、行方不明者の捜索・発見が容易になる。見守りエリアは半径約10m〜半径約200m程度まで数段階に設定ができる。今後、実運用試験の結果を基に、今秋にも販売開始の予定。