7日、北朝鮮が突然、中国へ国家安全防衛部要員を大幅に増派したという。写真は中国の北朝鮮レストラン。

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2016年7月7日、米華字ニュースサイト多維新聞によると、北朝鮮が突然、中国へ国家安全防衛部要員を大幅に増派したという。

北朝鮮はこのほど、中国に「国家安全防衛部」に所属する300人以上を派遣すると発表した。北朝鮮の人々が中国経由で韓国へ逃れる脱北行為を阻止することが目的だ。

韓国・聯合ニュースによると、韓国の脱北者支援団体はこのほど、中国の関係者の話として「北朝鮮が6月末、30〜40代の若手防衛部員を大量に派遣した。中国国内で脱北者の監視を強化するためだ」と指摘した。派遣された防衛部員は表向きは北朝鮮レストランの従業員、中国企業の北朝鮮人社員として働くという。同時に公衆電話の通話を盗聴するなど監視活動を展開。脱北者の増加を食い止める方針とみられる。

支援団体代表によると、一連の措置は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の指示とみられる。北朝鮮は防衛部員が買収される可能性も考慮し、一定期間ごとに人員を入れ替えるという。(翻訳・編集/大宮)