7日、韓国の朴槿恵大統領が、失敗作として知られている米メーカーのネズミ捕り器を誤って「革新的な成功例」として紹介し、物議を醸している。写真は韓国大統領府。

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2016年7月7日、韓国・ニューシスなどによると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が、失敗作として知られている米メーカーのネズミ捕り器を誤って「革新的な成功例」として紹介し、物議を醸している。

朴大統領はこの日、大統領府で開いた貿易投資振興会議の冒頭、経済活性化のためには「技術・文化・サービスの再武装」と「新たな輸出有望品目の創出」が重要と強調した上で、米ウールワース社のネズミ捕り器について紹介した。その特徴は「一度かかったネズミは絶対に逃がさない」「きれいで衛生的なプラスチック製」。大統領は同社がこの製品の開発によって発展したと紹介し、「こうした精神からわれわれが考えさせられることは多い」と述べた。

しかしこの製品、発売当初は目新しさも手伝ってよく売れたものの、そのうち売り上げは落ち込んでしまったという。消費者にとっては、かかったネズミと一緒にネズミ捕り器を使い捨てにするのは惜しく、かといって再利用するためネズミを引っ張り出すのも気味が悪い。程なくして多くの消費者が旧式の木製ネズミ捕り器に回帰する結果となっていたのだ。

朴大統領がこうしたミスを犯してしまった背景には、大統領の就任以降、一貫してスピーチ原稿の作成を担当してきた秘書官が最近辞職した事情があると指摘する向きもある。

これについて、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せた。

「知ったかぶりし過ぎだよ」
「ミスじゃなくてこれが実力でしょ」
「こんなことなら私が大統領をやりますってば」

「みんな、大統領には有能で賢い人を選ぼうじゃないか。同情で選んだら駄目だよ。本当にもうくたびれた」
「台本を書いてあげてもちゃんと読めないなんて恥ずかしい」
「(大統領選で)大統領の準備はできてると言ってたけど…みんなだまされたね」

「普段からもっと本を読んで。それから、知らないことは言わないように。こういうミスが今まで何回もあったじゃないか。無知は罪ではないが、知ったかぶりは罪だ」
「暗記する前に一度ググった方がいいと思いますよ」

「知らないわ。誰かが書いたのを読んだだけ」
「政治家ともあろう人がここまで弁が立たないのもどうなんだろう」
「だから海外メディアの記者が大統領を無視するんだ」(翻訳・編集/吉金)