6日、中国のポータルサイトに、「日本の住民はごみ処理場建設に反対しない」と題する記事が掲載された。写真は日本のごみ処理場。

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2016年7月6日、中国のポータルサイトに、「日本の住民はごみ処理場建設に反対しない」と題する記事が掲載された。

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記事は、掲題の件についていくつかのポイントを挙げて解説する。

まずは「基本的なごみの分類」だ。「中国では細かくごみの分類ができる一般家庭は少なく、ごみの収集場所でも回収ボックスを並べておけるスペースはあまりない」とし、日本の例を紹介する。

日本の名古屋市では可燃ごみと不燃ごみ、資源ごみの3つに大きく分類されていて、それぞれ指定のごみ袋があるとし、「種類によって収集日が異なる」「ごみ出しはその日の朝に行なうが、一般に前夜は黙認されることが多い」「粗大ごみの処分は有料で、ルールに反すると罰金を科されることがある」といった細かいルールを紹介。ごみの収集は基本的に午前10時までに終えられ、「これが日本の街が清潔である重要な要因である」と指摘している。また、市が無料のガイドブックを配布して、ごみの分別方法を知ってもらう努力をしていることも紹介した。

次に、「リサイクルの推進」だ。記事は「各家庭で基本的な分類ができるようになれば、さらに細かい分類もできるようになる。ごみの分別が習慣になれば、自分の町の環境や資源の再利用にも良い」とし、日本の状況を解説する。

「日本では、ペットボトルやビン、缶、段ボールなどが資源ごみに分類される。ペットボトルやビンなどは洗い、牛乳パックは開いて乾かす。牛乳パックや使用済みの電池などはスーパーなどにある専用の回収ボックスに持っていく」とし、「学校でも子どもたちに分類やリサイクルの知識を教え、習慣づける。子どもたちは家に帰ってそれを実践する。多くの学校でペットボトルのふたを集めるリサイクル活動も行われている」と紹介している。

そして最後に、「ごみ処理施設」について。「日本では回収した後のごみ処理は焼却方式を採っている。以前は可燃ごみの中にプラスチックが混ざっていることが問題だったが、技術が進歩し、プラスチックを燃やしても有害なガスが出ないようになった」と解説。「ごみ収集車は清潔で機能性に優れている。ごみ処理場も、大きな煙突こそあるものの、黒煙や異臭はない。ごみ処理場の周囲も清潔で、近代化やオートメーション化、緑化がなされている」と絶賛している。

記事は最後に、「ごみ処理場の付近には住宅地もあり、子どもが遊ぶ公園もある。一部のごみ処理場はごみを焼却する際の熱を利用した温水プールを運営し、市民の憩いの場になっている」とし、「こうしたごみ処理の過程こそ、近代的な都市が行うべき方式ではないだろうか」と結んでいる。(翻訳・編集/北田)