5日、中国のインターネット掲示板で、「もし日本に侵略されていなかったら日本人を嫌いになりますか?」との問い掛けがあった。写真は旭日旗。

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2016年7月5日、中国のインターネット掲示板で、「もし日本に侵略されていなかったら日本人を嫌いになりますか?」との問い掛けがあった。

中国人が反日感情をむき出しにする一つの理由として、「中国を侵略した」という歴史がある。では、日本が中国を侵略していなかったとしたら、中国人は日本を嫌っていたのだろうか。

ネットユーザーからは以下のような回答が書き込まれている。

「それはもちろん『ノー』だが、残念ながら起きてしまった」
「『イエス』だ。なぜなら、国というものは近くに危険な敵が必要だからだ」

「日本を恨んでいなかったかということを聞きたいのか。それならもちろん『恨んでいなかった』だ。言ってしまえば人間関係のようなもので、ある人に刃物で刺されて金品を奪われたらその人を恨むだろう。殺意すら芽生えるかもしれない。だが、傷つけられたのでなければ、たとえ気に入らなかったとしても恨むことはない。日本旅行に行った時に日本人に殴られたとか、その他おかしな理由がない限り、日本を恨む中国人はほとんどいないはずだ」

「私も聞きたい。英国は中国にアヘンを輸出したが、中国人は恨んでいるだろうか。英仏は円明園を焼き討ちにしたが、恨んでいるだろうか。彼らの罪は日本と比べても小さくないはずだ。さらに古代には、秦が中国を統一したが、山西人を恨んでいるか。モンゴル族が中原を統一したが、どうして恨まないのか。だから、日本が中国を侵略したからといって私は彼らを恨んだりはしない。それに70年以上も前のことだ。いつまでも歴史に浸っている必要はない」

「日中戦争があったとしても日本人を嫌いにはならない。なぜならもう半世紀以上も前のことで、私たちとは関係のないことだから。私たちが考えるべきことは、どのように協力して、より良く過ごして行くかということ。現在は平和な時代で、語られるのは平和的な発展だけ。日本人は私たちに良いことをたくさんもたらしてくれる」

「『仇日』の原因は侵略。でも私は90後(1990年代生まれ)で、その事実はほとんどが教科書や抗日ドラマで知った。だが、日本に対する恨みの根が深いのは、日本が謝罪せず、歴史を否定し、引き続き中国に対して害を与えているからだ。もし日本が誠心誠意謝罪して、当時の被害者を援助して、中国を尊重すれば(別だ)」

「中国を侵略していなければ、日本はこれほどまでに発展してはいなかっただろう。中国から無数の資源を略奪しただけでなく、団匪賠償金を基に国民の健康や教育を整備した。質問に戻ると、日本人が侵略していなければ、善良な中国人は絶対に彼らを友人とするだろう。100歩譲って侵略したとしてもドイツと同じように罪を認め、釣魚島(日本名:尖閣諸島)を中国に返し、こそこそと虎の威を借る狐のような行動をやめれば、我々は過去の恨みなど一笑に付すだろう」

「侵略戦争のあるなしに関わらず、私は日本を恨まない。グローバル化の中で生きる1人として、恨みばかりを記憶し、それを子孫に伝えて行くことは非常に不道徳で不公平なことだ。人間の目が前に付いているのは前を向くため。人間の首が後ろにまで回らないのは過去を振り返らないため。今の人々は、チャンスがあれば海外に出て視野を広げるべきだ。歴史は変えられないが、自分の心の持ちようは変えられる」(翻訳・編集/北田)