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○たまに使いたいだけのFAXをiPadの中に持つ

PCが1人1台配備されるのが当たり前になり、スマートデバイスをビジネスパーソンなら誰でも持っているという時代になっても完全なペーパーレスにはなかなかならないものだが、FAXで情報をやりとりする文化もなかなかゼロにはならないものだ。

しかし出先からでもささっとメールを送信して済ませられるのが当たり前になっている今、どうしてもFAXでといわれて一旦帰社するのも面倒だろう。また個人で仕事をしている人の中には、そもそもFAXを持っておらず必要な時に外部サービスを利用しているという人もいるかもしれない。

そういった、普段は利用しなくとも時折必要になるだけのFAXをiPadの中に持つことで手軽に済ませてしまおうというのが「FAX.de FreeFax International」だ。いわゆるインターネットFAXサービスだが、ブラウザから利用するのではなくアプリが用意されており、事前登録や維持費が不要であることが便利なところだ。

○事前登録なしでファイル等をFAX送信

受信番号をもたず、FAXを送信するだけならば1日1枚までは事前登録等を行なわずに利用できる。通信費も維持費も無料だ。今送信できるかどうかは、アプリ起動画面に「1FREE」と表示されていることでわかる。

送信時は中央の「Send FAX」ボタンをタップ。3段目にある「+81」とはじまるフォームに送信先のFAX番号を入力するのだが、この時「+81」が頭についた国際番号で入力する必要がある。具体的には、日本の番号ならば冒頭の「0」を取った状態で入力すればよい。また2段目の「Rechipient's name」の欄にある「+」をタップするとiPadで利用している連絡先が表示されるが、ここから登録済の相手を選択した場合には自動的に正しい番号が入力される。

番号入力後、右上の「Next」をタップした後、「Edit」欄の「+」をタップすると下部に送付するものを選択するメニューが表示される。メールのようにテキストを入力したい時には「New Text」を、手元にある紙媒体の書類を送りたい時には「Camera」や「Photo Library」を使うことになる。

クラウドサービスにあるドキュメントファイルを送付したい時には「External Files」を選択した後「その他」を選択し、利用したいサービスをオンにする。対象となるのはDropbox、Google Drive、OneDriveだ。ここでオンにすると選択リストにサービス名が表示されるようになり、サービス名を選択すればフォルダをたどってファイルが指定できるようになる。

送付物を選択したら、右上の「Send」をタップして送付完了だ。相手先が通話中などで応答しない場合は数回のリトライが行なわれる。アプリは英語だが、日本語のドキュメントも文字コードをUTF-16にしておけば送付可能だ。

○2枚目以降の送付や受信番号の獲得も追加購入で可能

1日1枚の送付が終わると、アプリのトップ画面で「Available Pages」の表示が「0」になり、「Next Free Fax」のカウントダウンタイマーが表示されるようになる。番号間違い等で送信完了できなかった場合にはカウントがリセットされるようだから、ごくまれにしかFAXを利用しないという場合は無料サービスの範囲で十分だろう。

もしFAX対応を求められることが重なったりして1日1枚では足りない場合には送信する権利を追加購入できる。利用は下部メニューの「Store」からで、50枚、100枚、250枚のパッケージを事前購入する形だ。枚数の多いパッケージほど1枚あたりのコストは小さくなり、250枚で3700円だからコインFAXを利用するよりはかなり安くなる。

また、受信用のFAXナンバーを持つことも可能だ。ただし番号購入自体が一番安価なもので1万1800円と高額だし、日本の番号は取得できない。国際的なビジネスをしている人ならば価値があるサービスかもしれないが、日本で普通に仕事をしている範囲だと少々扱いづらいだろう。

ただ、送付も国際対応なのは心強いところだ。送付時に日本の番号でも国際番号にしたように、海外の番号を指定すれば普通に送付できる。また相手先の国番号が分からない時には番号入力欄の右にある国旗をタップすれば、相手先番号のリストが表示されるのも便利だ。

利用料金:無料

制作者:Fax.de GmbH

FAX.de FreeFax International

(エースラッシュ)