23歳の女性に性的暴行を働いた容疑で告発された韓国人メジャーリーガー、カン・ジョンホ。もしも告発通りに容疑が事実となった場合、カン・ジョンホはどんな処罰を受けることになるのだろうか。

複数の韓国メディアの報道によれば、まずはアメリカの司法処理に基づいて民事処罰を受けることになる。また、実刑は免れたとしても、メジャーリーグ機構からの懲戒処分は避けられないだろうという見方だ。

メジャーリーグ機構は2015年8月、選手労働組合との合意のもとで「家庭暴力と性的暴力、児童虐待を防止する協約」を発表しており、その協約を破った選手たちを厳重に処罰してきた。

例えば交際女性に暴力を振るったニューヨーク・ヤンキースのアルロディス・チャップマンは30試合出場停止処分を受けた。妻に暴行を働いたコロラド・ロッキーズ(当時)のホセ・レイエスは52試合出場停止処分に。チャップマンは証拠不十分で不起訴となり、レイエスは保釈金を払って釈放され、妻も法廷での証言を拒否したため法的な処罰を受けなかったが、所属したロッキーズから放出されている(今季はマイナー契約を経てニューヨーク・メッツに所属)。

こうした事例に基づけば、カン・ジョンホも容疑が事実となればメジャーリーグ機構から処罰を言い渡されることになるだろう。処罰期間中は給料が支払われず、最悪の場合はピッツバーグ・パイレーツから放出される可能性もある。

また、仮にカン・ジョンホ本人が仕方なく韓国球界復帰を望んだとしても、昨年まで日本でプレーしながら不正賭博容疑が持ち上がったオ・スンファンのように、韓国野球委員会の賞罰委員会が懲戒処分を下す場合もあると言われている。

まさに八方塞がりのカン・ジョンホ。はたして今回のスキャンダルはどんな結末を見るのだろうか。

(文=S-KOREA編集部)