7日、韓国・中央日報は、韓国空軍の訓練に動員された予備役兵がインターネットで公開した1枚の写真が、韓国の男性たちを怒らせたと報じた。写真はソウル。

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2016年7月7日、韓国・中央日報は、韓国空軍の訓練に動員された予備役兵がインターネットで公開した1枚の写真が、韓国の男性たちを怒らせたと報じた。

その写真とは、軍訓練場で出された朝食を写したもの。銀色のトレーに載っているのは、白ごはん、豆モヤシスープ、細切り大根、卵蒸し、白菜キムチのみ。ごはんこそこんもりと盛られているが、スープには豆モヤシが数本浮いているだけで、他のおかずは小皿にちょこんと載る程度の量。これに、「予備役兵の1食分の食費は6000ウォン(約520円)」と決められているはずがあまりに貧相だと、男性たちの怒りが噴出したのだ。

予備役とは、基本2年間の現役服務を終え除隊(韓国では「転役」と言う)した者に対し除隊後8年間義務付けられる、年に数度の招集に基づく服務だ。訓練は大きく分け半日〜3日間の3種あるが、今回「告発」された朝食が出されたのは2泊3日の訓練だった。実は、「1食分6000ウォン」の食事は日帰りの訓練で提供されるもので、3日間の場合、1食当たりの予算はわずか2444ウォン(約210円)なのだという。

この騒ぎには後日談がある。問題の写真を公開した予備役兵は、服務した空軍の部隊から退所処分を受けた。空軍側は処分の理由について「訓練中にスマートフォンを使用してはならない」との指示に従わなかったためとしている。また写真の内容については「兵士自ら極端に少なく盛り付けた」ため少なく見えているだけと釈明、「朝食では他に牛乳も提供されていたし、昼食や夕食はもっと良いメニューだった」と説明した。

これについて、韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。

「『国に泥棒が多い』という言葉に実感が湧いた」
「コンビニ弁当の方がおいしそうに見えたのは初めて」
「不正のない所がない、韓国は本当に不正国家だ」

「軍の釈明がひど過ぎて、笑うしかない」
「刑務所のごはんよりひどい」
「僕もこれを食べて予備軍訓練を受けたよ。とにかく早く食べて、早く訓練を終えて家に帰りたいとしか思わなかった」

「税金をどこに使ってるんだ?国を守る人間に、食事くらいちゃんと食べさせてくれ」
「とにかく、実に問題だらけの国だ」
「さすが国防部。国民への裏切りにかけては期待通りだな」(翻訳・編集/吉金)