SNSで思いを伝えることで救われる人も

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Facebookが自殺・自傷防止のための機能を日本語版でも利用できるようになったことを6月29日に発表しました。日本は世界的に見ても自殺の多い国であり、若者の自殺が特に問題視されています。現在ではこの問題が注目を浴び、年々自殺者数は減少してはいるものの依然として自殺率は高いままとなっており、解決にはまだまだ時間のかかる問題となっています。SNSでは自殺の前兆のような投稿がされることもあるため、Facebookが自殺対策の一環として「一般社団法人日本いのちの電話連盟」と「特定非営利活動法人国際ビフレンダーズ東京自殺防止センター」と協力し導入した今回の機能ですが、実際にどのような機能となっているのでしょうか。

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■ 心身の健康が心配される、友達の投稿を発見した場合

投稿を報告すると対応策が現れます。報告の仕方の詳細は「お知らせ(Facebook)」にも記載されていますが、この方法以外に

・投稿の▽ボタン→この投稿を報告→Facebookに乗せるべきではないと思う→脅し、暴力的、または自傷行為をほのめかすものである→自傷行為または自殺

というルートからも対応策メニューへ行くことができます。しかし自殺の寸前など、緊急を要する場合はすぐに警察に連絡することを推奨しています。

◎ 助けまたはサポートを提供する

投稿者本人にメッセージを送ることができます。心配で何を言って良いかわからなくなってしまってもテンプレート文が用意されているため、編集せずにそのまま送ることもできます。「心配をしています」という思いを伝えることで救われる人もいます。

◎ 友だちに相談

自分と繋がっている友達に、投稿の内容について相談することができます。心配で投稿者にメッセージを送る前に誰かに相談したい時に有効です。こちらもテンプレート文が用意されているため、相談しやすいです。

◎ これに関して●●●さん(投稿者)とどう話すかについてのヘルプ情報をチェック

自殺防止の専門家のアドバイスの閲覧や「一般社団法人日本いのちの電話連盟」へ電話相談することができます。この他にも投稿されたコンテンツを報告し、Facebookの対応チームからアドバイスをもらうことも可能です。

■ 「ご自身の事を心配している人がいる」という画面が表示された場合

自分の投稿がこの機能で報告された場合、ログイン時に「ご自身の事を心配している人がいる」ことを伝える画面が表示されます。報告された側にも以下のサポートが用意されているため、辛い時に頼ることができます。

◎ 友だちと話す

Facebook上で友達とメッセージのやりとりや電話をすることができます。こちらもテンプレート文が用意されているため、辛くて何を言って良いかわからない場合でも安心です。

◎ ヘルプラインに連絡する

友達や知り合いに相談できない場合は専門家に相談しましょう。この機能では「いのちの電話」、「東京自殺防止センター」の相談窓口が表示され、相談することができます。誰かに話を聞いてもらうことで気持ちが軽くなることもあります。

◎ ヒントやサポートを得る

気持ちを軽くしてくれるヒントやアドバイスをチェックすることができます。人に相談するほどでもないけどなんとなく気分が憂鬱な時は、ここに載っている方法を試してみるとすっきりするかもしれません。

◎ スキップ

自分への心配が誤解でありサポートが不要である場合は、スキップで無視をすることができます。助けが必要な場合は無視することなく、まずはサポートを受けてみましょう。きっと助けになるはずです。

■ SNSが自殺を救う

SNSは利用者の生活や感情と密接に関わっているので、この機能で前兆が発見され救われるという人もいるのではないでしょうか。しかし知り合いに心配されるのが嫌で感情を溜め込んでしまうという方はどうすれば良いのでしょうか。そんな時は匿名のTwitterで思いの丈を吐き出しましょう! 人によってはこちらの方が気持ちが楽になるのかもしれません。大事なのはストレスを溜め込まないことです。

(著:nanapiユーザー・noya 編集:nanapi編集部)