シンガポールが中国から購入した地下鉄車両に亀裂が生じているのが見つかった。中国メディアの環球網は6日、シンガポールの華字紙・聯合早報の報道を引用したうえで、亀裂が生じた車両はシンガポールから製造が行われた中国山東省青島市に送り返されると伝えた。

 報道によれば、亀裂が生じた車両は2011年に青島市からシンガポールに納入された車両で、13年にシンガポールで行われた定期検査によって亀裂が発見されたという。

 亀裂が生じた車両は品質保証期間内だったこともあり、シンガポールの地下鉄運営会社は安全性を考慮し、同車両を中国メーカーに送り返すことに決めた。中国のメーカーは無料で車両を交換するという。

 記事は、シンガポールの交通管理局はすでに中国メーカーと協議を行い、2019年に交換を完了させることで決定したと紹介、さらに当局は「亀裂が生じたことは重大な問題ではない」とし、地下鉄システムや乗客の安全に影響はないと発表したと伝えた。

 一方、交換となる車両の数は報道によってまちまちで、聯合早報は26車両と報じている一方、香港メディアは35車両と報じたことを紹介している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)