6日、中国の美的集団に買収される見通しとなったクーカの従業員から、「米国や日本に買収されるより中国人に買収される方が良い」との声が聞かれるという。資料写真。

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2016年7月6日、環球網によると、中国家電大手の美的集団に買収される見通しとなったドイツ産業ロボット大手のクーカの従業員から、「米国や日本に買収されるより中国人に買収される方が良い」との声が聞かれるという。

記事によると、美的はクーカの2大株主から計35.1%の株式を取得し、筆頭株主になる見通しとなった。美的によるクーカ買収の動きに、ドイツの政界などでは中国への核心技術流出の懸念が持ち上がり、欧米企業による買収を期待する声も出ていた。

ドイツの現地メディアによると、クーカの従業員はこれからもたらされる変化に不安を抱いている一方で、クーカの株式を売却したフォイトらと同様、中国企業による買収を歓迎する姿勢を示しているという。ある従業員は「米国人や日本人よりも、中国人に買収される方が良いと思う。米国人はすぐに大なたを振るうし、日本人は厳しく管理する。中国人は欧州のロボット大手を買収できて喜んでいるし、われわれにより多くの自由を与えてくれる」と話しているという。

美的は2023年まで同社の雇用状況は調整しないと約束しているほか、株主の権利についても保障するとしている。(翻訳・編集/北田)