6日、韓国の「キムチ宗主国」としての地位が揺らいでいる。この報道に、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真はソウルの飲食店のキムチ。

写真拡大

2016年7月6日、韓国・KBSによると、韓国の「キムチ宗主国」としての地位が揺らいでいる。

世界キムチ研究所の「2015年度キムチ産業動向」によると、昨年の韓国人1人当たりの家庭での年間キムチ消費量は平均25.3キロだった。1日当たりに換算すると平均62.9グラムで、2010年(71.4グラム)以降、5年間で11%も減少した。外食する人が増え、食生活が西洋化したため、家庭でのキムチの消費量が減ったとみられている。また、同研究所が約1900人を対象にアンケート調査を行ったところ、100人中2人は「1年間(2014年冬〜2015年秋)で一度もキムチを食べなかった」と回答した。

さらに、消費されたキムチさえも、外国産の占める割合が高くなっている。キムチの輸入規模は2005年の5134万ドル(約51億74000万円)から2015年には1億1237万ドルと約2倍に増加した。そのうち99.9%以上が中国産だという。一方、同じ期間のキムチの輸出額は9296万ドルから7354万ドルに20%も減少し、輸入が輸出を上回る状態が数年間続いている。これは、キムチの最大輸出国であった日本市場で、韓国産キムチの占有率が急減した影響が大きいとみられている。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「キムチにしがみついていないで、チーズ宗主国として生まれ変わることを考えよう。世界は変化しているのに、いつまでキムチとみそにこだわる?」
「韓国人はキムチをたくさん食べなければならないという強迫観念を捨てるべき。キムジャン(越冬用のキムチ漬け)補助金をもらえるわけでもないし…。食生活が変わるのは仕方のないこと」

「韓国は何かにつけてキムチをアピールする。学問の分野で宗主国の地位を得る気はないの?」
「キムチより優秀な発酵食品は多い。見た目も良くないし…」
「キムチのグローバル化はもう諦めた方がいい」

「昔と違い、今は食べ物が豊富。家でキムチを漬けても余ってしまい、どうせ捨てることになるから、食べたい時に食べたい分だけ買った方がいい。それに、飲食店が安い中国産のキムチを出すのは当然のことだし、日本人が日本式のキムチを食べるのも当然のこと」
「いくら人気があっても、中国産のキムチを出す店には絶対に行かない。基本がなっていないと思うから。国産が高いからといって安い中国産キムチを出す店の料理は、食べなくてもまずいと分かる」(翻訳・編集/堂本)