新型A4セダンのCd値0.23には及びませんが、新型A4アバントもワゴンとしてはクラストップレベルのCd値0.26を達成するなど、燃費や静粛性能を含む走行性能に効く空気抵抗係数を実現しているのが自慢。

1

Cd値を追求してもあまり意味がないという見方もあるようですが、A4セダンのプレス発表会のトークセッションで、流体力学が専門の東洋大学理工学部生体医工学科の望月 修教授から「100km/h時で0.24から0.23に下げると700m/Lの燃費削減に相当する」という話があり、同値を減らしていくことは確かに効果があるそうです。

低速走行時にどれだけCd値削減が分かりませんが、高速道路を巡航する際の燃費には効きそう。

遠くから見ると新型か旧型か分からないという声もありそうな新型A4アバントですが、オプションのマトリクスLEDを装着したフロントマスクはとくに精悍な雰囲気で、最新モデルらしい厚みを感じさせる存在感のある顔つき。

リヤビューは、テールランプがよりワイドに、そして鋭さを感じさせる造形となったことで、ワイド感を強調。

ボディサイズの若干の大型化もありますが、室内は先代よりも広くなっているのはもちろん、ラゲッジスペースも5人乗車時は15L増の505L、最大時は80L増の505Lを確保するなど、ライバルよりも大柄とはいえスクエアかつ広大で使いやすい設計となっています。

写真のアウディA4アバント2.0TFSI Sportには、オプション(35万円)の「S Lineパッケージ」が装着されていて、専用バンパーやドアシルトリム(S Lineロゴ)、エクステリアのS Lineロゴ、ヘッドライニングブラック、デコラティブパネルマットブラッシュトアルミニウム、5ツインスポークスターデザイン(8J×18)、スプリントクロスレザー(S Lineロゴ)などのほか、先述したマトリクスLEDヘッドライトパッケージ(34万円)が用意されています。

また、ボディカラーの「グレイシアホワイトメタリック」も8万5000円のオプションで、車両本体価格は585万円、オプション込みで662万5000円です。

(文/写真 塚田勝弘)

エアロダイナミクスと先進装備が自慢 ─ 新型「アウディA4アバント」画像ギャラリー(http://clicccar.com/2016/07/06/383289/)