5日、世界的に展開している米国のスーパーマーケットチェーン・ウォルマートの中国の複数店舗で従業員が1日からストライキに入り、新たな労働時間制の実施に抗議を続けている。写真は南昌のウォルマートのストライキ。

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2016年7月5日、ボイス・オブ・アメリカによると、世界的に展開している米国のスーパーマーケットチェーン・ウォルマートの中国の複数店舗で従業員が1日からストライキに入り、新たな労働時間制の実施に抗議を続けている。

ウォルマートの労働組合はブログ上で、黒龍江省ハルビン市の店で従業員が7月4日午後からストライキに入ったと発表。江西省南昌市と四川省成都市の3店舗でも従業員がストライキを起こしている。

労働組合によると、中国のウォルマート各店で新たな労働時間制度が始まったのは5月。それまでは全従業員が1日の労働時間は8時間、週5日出勤で、週40時間労働となっていたが、新たな制度では「週3−6日出勤で、週20−66時間、月平均174時間の労働」となり、残業時間は36時間以下と変更された。

従業員は、新制度では労働時間がまちまちになり、そもそも法的にも問題があるとしている。江西省の地方テレビ局は3日、南昌市総工会(労働組合連合)が、標準的な労働時間制に戻すように、ウォルマート側に求めたことを伝えている。

また、ウォルマート南昌店の人事部門は3日、1週間以内に回答を出すとし、ストライキは4日には収束したとしている。(翻訳・編集/岡田)